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高校入試について [一般質問(2005年2月)]

質問

(平野みどり)
 高校入試について伺います。
 前期試験につきましては、氷室議員がもと教職員でいらっしゃったので、丁寧に聞いていただきました。若干補足しますと、混乱の原因の一つは、私は不公平感ではないかと思います。
 例えば、内申書を5割考慮するという高校もあれば、全く考慮しない高校もありました。また、中学校では、面接がある高校を受験する生徒に対して、面接の指導をしているところもあれば、全くしていない中学校もありました。さらには、合否の基準が明確でないんですね。あと、結果が内定ということなど、生徒や保護者の不満はもうさまざまな点で噴出しているということを踏まえて、ぜひとも、アンケートをされるということですけれども、そのアンケートにおきましては、保護者や子供たちの生の声が直接反映されるような形のやり方をとっていただきたい。中学校や高校にされると言っていますけれども、間接的ではなかなか生の声は伝わってこないと思っていますので、そのとり方についてよろしくお願いいたします。そして、分析もしっかりやって、ある意味、もう本当に皆さんが要らないというんだったら、もとの制度に戻すとかいうことまで含めて考えていただきたいと思います。
 2点目なんですが、障害を持つ受検生への対応について伺います。
 今年度の入試については問題点ばかり指摘される教育委員会ですが、評価されるべき明るいニュースについて御紹介したいと思います。
 昨年末、中学生の保護者の方から、知人を通じてお尋ねがありました。その方の息子さんは、柔道の練習中に頸椎損傷を負われて、車いすで生活していらっしゃいます。頸椎損傷の中でも極めて重度で、ペンを持って書くことができない。頸損の方だと、固定されればこういうふうに書くことはできるんですけれども、全くそれもできない、腕も上がらないという方なんですね。ただ、学習意欲や将来の希望はしっかりと持った生徒で、養護学校ではなく、中学校と同様、一般の高校に進学したいということで、何とか代筆による受験はできないかとお尋ねでした。ちなみに、中学校の定期考査では、先生方による代筆で対応してこられていました。
 直ちに他県の情報を私取り寄せまして、高校教育課に善処を求めましたところ、本県では代筆受験の前例がないと、そういうふうにおっしゃっておりましたが、前向きに検討していただきました。そして、本人や保護者の話を、在籍する中学校や受験をする高校が十分に聞いていただいて、配慮を検討していただき、一昨日、無事受験を終えましたとお母さんからメールで御連絡をいただいて、ほっとしているところです。
 これまでにも障害を持つ受検生には個別に配慮されてきていると思いますが、入学者選抜要項などに配慮事項ということはあるものの、これまでどのような障害の生徒に、どのような配慮がされたかなど、具体例が記載されていません。県教育委員会のホームページには、わかりにくいところに、クエスチョン・アンド・アンサーの中の1つの項目として簡単に掲載されているだけなんですね。これから受験を希望する生徒や中学校に対して、さらに受け入れ側の高校にも、わかりやすいような要項にしていく必要があると思います。
 ちなみに、お母さんのメールを、小杉県議のようにちょっと紹介したいと思いますが、受験をするに当たっての私たちと中学校側の希望を高校側が聞き入れていただき、準備の方はとても行き届いていました、できはどうあれ、中学校で受けていた試験どおりにやれたのではないかと思います、高校の先生たちも、初めての試みなのでふなれでと言われていましたが、とても親切で、安心していられました、試験を受けることができて心から感謝していますと、県教育委員会を評価しておられます。
 今後、そういったいろんな対応の例があると思うんですが、どういった形で広報していかれるか、教育長にお尋ねいたします。

答弁

教育長(柿塚純男君)
 高校入試制度についてでございますが、私どもも、県民の皆様方から信頼されるために、今後とも工夫改善が必要であると考え、アンケートの調査を実施するなど、検証することとしたところでございます。
 方法等につきましては、現在詰めているところでございますが、入試制度の所期の目的の達成状況や受験生の状況等を教職員を通して吸い上げ、検証の素材にしていくこととしております。
 身体に障害のある受検者の方々への対応についてでございますが、できるだけ受検者の皆様方が安心して受検できますよう、それと同時に、やはり入試でございますので、公平性が保たれるよう配慮しながら、今まで個別に判断し、対応をしてきたところでございます。
 先生御指摘のように、具体例等についてはホームページに記載しておりますけれども、今後選抜要項等に記述し、中学校あるいは受検者あるいは県民の皆様方に、よりわかりやすくなるよう努めてまいる所存でございます。


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