公共交通の推進について [一般質問(2007年12月)]
質問
(平野みどり)
最後に、公共交通の推進について伺います。
電鉄と市電の結節についてです。
この問題については、何人もの議員の皆さんがたびたび質問しておられますが、現状、今どうなっているかについて伺います。
新幹線全線開通まで3年近くと、いよいよ迫ってきました。都市圏の公共交通網の充実が喫緊の課題であることは言うまでもありません。バス事業も、共同運行に向けて、民間3社と熊本市バスのすみ分けがさらに具体的に進みつつあります。
菊池・北部方面からの都市圏への移動を自家用車から軌道系へシフトするために、まずは電鉄と市電の結節が不可欠です。これは、もはや一企業の存続問題では済まされません。現時点での関係機関の協議の進捗状況について、地域振興部長に伺います。
さらには、交通管理事業者としての取り組みについて、県警本部長に伺います。
新幹線全線開通後の公共交通網の充実というだけでなく、もはや自家用車から公共交通へのシフトの重要性は、刻々と深刻化する二酸化炭素排出による環境問題だけでなく、団塊世代が高齢人口に入り、自家用車に乗れない、乗らない人が急激にふえる時代が到来することを意味します。また、既に交通事故も、高齢者が被害者や加害者になるケースが年々ふえて、深刻化している現状があります。
そんな時代背景を見据えながら、交通管理事業者として、県警は、今回の電鉄と市電の結節の重要性をどう認識しておられるのか、また、関係機関との協議の中でどのような役割を果たそうと考えておられるのか、県警本部長に伺います。
答弁
地域振興部長(小宮義之君)
熊本電鉄と熊本市電の結節につきましては、県といたしましても、熊本市、合志市と連携して検討を行ってきた結果、本年3月末に、行政3者として都心結節を推進していくとの合意に至りまして、6月には、3者の部局長が中心となって、都心結節計画検討委員会、これを設置いたしまして協議を開始しております。
この検討委員会では作業部会を設置しておりまして、交通事業者を初め道路管理者や交通管理者の意見も聞きながら、具体的都心結節ルートの交通渋滞への影響、さらには道路改良の必要性等、技術的課題の確認などを中心に検証を進めておりまして、今年度中をめどに、具体的な事業概要案について整理を行いたいと考えているところでございます。
(平野みどり)
新幹線全線開通はもう目の前ですので、ぜひ時間との関係軸の中でしっかりと取り組んでいただきますようにお願いいたします。
県警の皆さんにも、交通を整理する、交通を管理するというだけでなく、新しい交通体系に積極的に寄与していただくということでの取り組みをお願いしたいと思います。
時間内に終わりそうです。きょうここにオレンジのリボンをつけておりますが、皆さん御承知でしょうか。これは、きょう私の質問にもありました児童虐待防止のキャンペーンのリボンです。
暴力のない社会、私は戦争を憎みます。知事も同じだと思います。戦争が最たる暴力でございますが、その素地は、家庭内、そして人間と人間の間にあるのかもしれないというふうに思っています。そういう意味で、すべての暴力や虐待が社会の中からなくなるまで――知事はこれから民間に戻られます。そして私たちは議会の中で、それぞれ連携をして取り組んでいかせていただきたいというふうに思います。今後も勉強してまいりますので、皆さん方の御支援もよろしくお願い申し上げます。
本日は、これで質問を終わらせていただきます。最後までの御清聴ありがとうございました。