オレゴン便り(6)パーフェクトな公共交通!
ポートランド空港から、ポートランドのダウンタウンまでの移動は、LRTを利用して40分ほどだった。ドイツ製の車両(と思う)はノンステップタイプで、プラットフォームとのわずかな隙間は、車両の外に付いている車いすボタンを押して出てくる短いスロープで、瞬時に解消された。同行している学園大の三島さんは、「いいな~!」を連発。私も久しぶりにヨーロッパや広島で体験した、少々長い距離のLRTの旅を懐かしんだ。
活動報告 トップ>2004年11月
ポートランド空港から、ポートランドのダウンタウンまでの移動は、LRTを利用して40分ほどだった。ドイツ製の車両(と思う)はノンステップタイプで、プラットフォームとのわずかな隙間は、車両の外に付いている車いすボタンを押して出てくる短いスロープで、瞬時に解消された。同行している学園大の三島さんは、「いいな~!」を連発。私も久しぶりにヨーロッパや広島で体験した、少々長い距離のLRTの旅を懐かしんだ。
昨日と今日は、オレゴン大学のキャンパスの借りて、ニューヨーク・ロー・スクールの マイケル・ペリン教授と Protection & Advocacy Inc. というカリフォルニア州オークランドにある障害者権利擁護団体の弁護士パネラ・コーエンさんによる、日本版ADA法への実現に向けた講義を受けた。講義とは言っても、ADA法の施行後に米国で起こっていることの説明と質疑が行われた後、池原毅和弁護士による障害者に変わる法の変遷と日本版ADA法の課題の説明と、実際に差別禁止法委員会に入って日弁連案の素案作りに取り組んできた千木良正弁護士からの提起が行われた。
昨日は移動が多かったせいか、眠気が襲い、日記を書かずに朝になった。地元のコミュニティーセンターに、ユージーン市があるレイン郡の地域生活支援を行っている団体の職員や、貧しい人や障害のある人に無料で法律相談やサポートを行う機関の弁護士、自立生活センターの当事者の理事たちが集まってくれて、ユージーン市での取り組みを聞いた。詳細はここには書ききれないので、報告は別途にしたいと思う。
私たちが滞在しているユージーンという市は、オレゴン州で3番目に大きい町だ。人口20万だが、熊本なら八代市より少々大きいほどだが、土地は日本と米国とでは規模が異なるので、中心地でさえこじんまりと感じる。しかし、とても動き回りやすく、不特定多数が利用する建物のアクセスは完璧だ。どのレストランに入っても、車いすで利用可能なデザインのトイレがある。このユージーン市は、全米で2番目にアクセスがよい町とされている。つまり、バリアのない環境が実現している。1番は障害者運動のメッカと言われているカリフォルニア州のバークレーだそうだ。
17日の午後3時過ぎに成田を発ったノースウエスト006便は、速い気流に乗って、予定より1時間弱早くポートランド空港に無事着陸した。アメリカ時間の17日午前6時15分。まだ空港の税関や入管スタッフも揃っていないということで、20分ほど機内に缶詰。おいおい。
本日17日から24日(帰国)まで、米国障害者差別禁止法のセミナーに、参加するためオレゴン州ユージーンとポートランドに行ってまいります。弁護士、研究者、当事者からなる10名程の一行に、熊本からは、私と熊本学園大学院生の三島春奈さんが参加します。三島さんも、私と同じ車いすユーザーです。