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決算特別委員会報告(1) [みどり日記]

(県立こころの医療センター)
 身体・知的・精神の三障害が福祉法の中で統合される前、精神障害者は医療の分野でケアされてきました。しかし、欧米の精神障害者が、病院や施設から、地域へ戻されてきた流れを受けて、日本でも医療と福祉双方でケアされる様になってきています。

 悲しい話ですが、昨年来、精神障害を持つ人によって引き起こされた事件が取りざたされてきました。犯罪と精神障害が即結びつけられることに、大半の精神障害を持つ人たちは日々おびえています。口々に悲痛な思いを訴えてこられます。「犯罪を犯した精神障害者を免責にするのはおかしい。罪は罪で刑に服すべきだと思う。ただ、精神障害を持つ人が心の安定を保ち、生活し、働ける環境があまりに少ない。地域での福祉を一層充実させなければいけない。それと、精神病院も開放型に経営内容を変えてほしい。まだまだ、薬漬けや、独房や身体拘束というやり方を変えない病院が多すぎる」と、友人が語ってくれました。

 県立こころの医療センターの決算では、H12年度の一般会計から、8億7千万円繰り入れして、赤字が補填されています。行財政改革の中で、当然、経営改善への目が及ぶわけですが、他の民間病院と比較して、できるだけ長期入院をなくし、通院型メインにしたり、通所の福祉サービスも提供しています。最近では、複雑化している社会状況を反映して、学生や職業を持つ人、主婦、DV絡みの相談なども含め、一般の人が心の安定を失い、通院してくるケースが増えており、昨年の初診は700人に及んでいます。「他県の精神の医療機関に比べても、少ない予算の中で医療内容は誇れるものだ」と、センターの花輪所長(医師)。 私も、こころの医療センターの実践は、課題はあるものの評価しています。是非、すぐれた実践を行っている民間医療機関と連携し、かなり問題がある多くの隔離型の医療機関を改革して欲しいと、議論を進めながら思いました。


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