市町村合併についての学習会 [みどり日記]
3年前の夏、交通視察のため、ドイツ国内を転々と列車で移動しました。次から次へと目に飛び込む車窓からの景色は、緑豊かな大地と、教会を中心として広がる赤レンガ色の集落。人口1000人あるでしょうか、とにかく自治体の規模は、決して大きくないようでした。
ドイツは、大都市ですら点在し、一極集中になっていません。ドイツと日本を一概に比べるとこはできないでしょうが、今の市町村合併の流れの中、自治体が大きくなっていくことで失われる文化や人と人の繋がりを懸念する人も少なくないと思います。
平成17年の合併特例債をアメに、スケールメリットを主張しながら、総務省は合併を進めています。しかし、当の市町村は、首長の個人的意向や、住民不在の合併案などへの反発など、各地で国や県が示した合併の枠組みがなかなか受け入れられていません。変更を余儀なくされています。まだまだ、住民にわかりやすいメリット・デメリットの検証と説明が足りないと思います。だから、熊本市との合併を望む声も、単なるブランド志向なのであれば、その地域の良さは埋没させられかねないと思います。