ピープルファースト全国大会in熊本 [みどり日記]
第9回ピープルファースト全国大会in熊本は、障害があっても「まず、人間だ!」という意味の、知的障害を持つ人たちの自身による、当事者大会です。全国から、支援者も含めて630名の皆さんが、参加してくれました。
23日の全体会では、開会式、3人による10分間スピーチ、厚生労働省の山口専門官による「支援費制度」の説明・質疑応答、6人の当事者によるパネルディスカッションがありました。ちなみに、開会式では、田崎和範実行委員長との約束で、幸山政史新市長も来賓として参加し、「みなさんと話し合いながら、住み良い熊本市にしていきます」とご挨拶。大きな拍手をもらいました。
夜は、熊本学園大学の当事者バンドのスクランブルーズ、大津のサン、プロのぺいあのバンド の演奏により、交流会+恒例のダンスパーティーとねるとん(懐かしい~響き)で、大盛り上がり。「イェーイ、みんな生きているんだ!」という実感を皆が感じていたようでした。
「健常」者時間で、ミスなく進む大会と違い、ゆっくりと話したり、回り道をしてしまったりが当たり前の大会。時には、コミュニケーションがうまく行かない場面もありますが、皆が、「それもOK、大丈夫だよ!」と焦らせることなく待ってくれます。なんとも温かい空気です。
そして、「施設はなくして」、「10年以上も施設の中で、辛い思いをしてきた」、「地域で暮らせるようにホームヘルパーを増やして」、「ガイドヘルプは買い物や遊びに行くときも使えるように(支援費制度では認められていますが、熊本市は頑なです)」、「人間なんだから、差別しないで」など、肉声を持った逞しい知的障害を持つ人たちによるマイクを奪い合うほどの熱弁が続きました。
2日目の24日は、「グループホーム」などの制度をテーマにした分科や、「全国各地の仲間に対する人権侵害と差別禁止法」、「恋愛・結婚・子育てについて」、「地域でピープルファーストをつくろう」、「げんきがでるはなし」、「虐待防止ワークショップ」など、13の多彩な分科会が開催されました。来年は、滋賀県で開催されることになりました。元気いっぱいの笑顔で熊本を離れていく皆さんに、実行委員会のメンバーの一人として、嬉しく思いました。