県立高校卒業式 [みどり日記]
昨日は定時制・通信制を除く県立高校の卒業式が行われた。県議会議員はこの日、議長の代理として、議長が用意した挨拶を持参して、地元の学校に出向く。熊本市外は、議員の数より県立学校の数の方が多く、全校に議員が配置されない場合もあるが、熊本市内は、議員の数(18人)の方が、学校の数より多いので、議員は余ることになる。加えて、議員がどこ高校出身かということより、自民党の議員がどこの学校に行きたいかで、派遣される学校が決まる。
つまり、私はこれまで、ほぼ毎回、母校第一高校の卒業式に列席しているが、私が議長代理で挨拶したことは一度もない。常に、一、二の議員の定席と決まっている。熊農や西高もそうだ。市内に田上県議、鎌田県議という唯一の出身者がいるにもかかわらず、自民党の議員が挨拶をする。
もちろん、自民党もしくは元自民党の議員の出身校の場合は、そちらが最優先される。まったく、子どもじみている。必ずしも、学校側も毎回同じ議員が挨拶に来ることを喜んではいないのではないか。たまには、他の議員が議長代理挨拶に来る方が、学校にとっても新鮮味があろう。
ましてや、議長代理挨拶文を一切読まず、「どこかに貼ってもらって見てください」と無視して、自分の”演説”を始めてしまうのはいかがなものか。基本的には、議長挨拶を代読して、その前後で短めの独自の挨拶を添えるのが、礼儀ではないか。非常識極まりない。更には厳粛な式とそぐわない内容の話しもあり、雰囲気を壊すこともある。卒業生に気の毒で仕方ない。
いずれにしても、私も第一高校に毎回行きたいなどとは全く思わないし、議長代理は、市内の高校をランダムに議員が回るやり方にもう変えていくべきだと思う。保護者やもうすぐ有権者になる生徒が多い学校を、多数派の理論で独占していきたいという思惑は、正直恥ずかしい。重ねて言うが、議長代理であることを、襟を正して再認識し、度を過ぎた”議員でござい”という姿勢は改めるべきだ。
私のところに、「何でなのですか!」と、毎回批判の声をいただいているが、それに答えながら情けなくなる。もちろん、自分の役割を誠実に果たし、尚かつ、さすがと思われる挨拶を付加している議員もいると思うが、毎回独占し、勝手に議長挨拶の代読をしない議員を見て、県民や生徒たちの議員の見識は疑われ、評価が下がっていっているようで残念だ。