極めて悲痛で深刻な事態 [みどり日記]
とうとうこんな日が来てしまった。イラクで日本人3人が人質として拘束され、解放の条件が、自衛隊のイラクからの撤退だと伝えられている。3人は、フリーの男性ジャーナリスト、女性NGO関係者、劣化ウラン弾問題に取り組んでいた18歳の男性。
イラク各地で、アメリカを始めとする連合軍と、反米武装勢力との衝突が続いていて、毎日数十人という単位で犠牲者が出ている。特に、米兵の死体への残虐行為が伝えられると、米国民も尋常ではいられないようで、今度はアメリカ軍もイスラム教徒にとっての心の拠り所であるモスクを爆撃するなど、双方の憎悪は増幅され、激しい衝突へと加速してきている。
そんな中、どんなに自衛隊が、人道復興支援なのだと現地サマワでコマーシャルを流しても、自衛隊への攻撃も時間の問題かと思えていた。今回の民間人の拘束はそんな矢先だった。これから3日以内に自衛隊が撤退しなければ、彼ら3人の命は保障しないと言う。政府の論理では、ここで撤退はあり得ないということだろうが、3人に何かがあった場合は、自衛隊員の犠牲以上のショックが、この国を覆い尽くす。
米国にとっても、昨今のイラク情勢は想定外のことで、混乱しているようだ。こんな米国に追随し続ける必要はない。今こそ、日本は目を覚まし、イラクから自衛隊を撤退させることだ。