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撤回に安堵、だが・・・ [みどり日記]

御所浦町が、高レベル放射性廃棄物最終処分場の建設調査地に応募しないことを決めたという。最悪の事態をどうにか回避できて、ほっとしている。

昨日の午前中には、御所浦出身の友人から、悲痛な電話を受けた。「父はあの土地の人間だけれど、リベラルな方だと思っていた。その父ですら、真珠もトラフグの養殖もダメになり、漁業が壊滅的な状況だから仕方ないと言う。周辺や将来への影響が恐ろしいほど深刻だとわかっているのかと訴えたが、理解してもらえない。もう島にはしばらくは帰らないと言って、電話を切った。島の人は機構側に洗脳されているし、疑問を持っても声を出せば、村八分になるのがわかっている。何ができるだろうか」とのことだった。

私は、とにかく外から訴えて、正しい情報を発信していくしかないし、県としても丁寧に御所浦を説得していくことになるだろうと説明した。御所浦が、調査費だけもらって地元業者の仕事を作り、実際は処分場を作らせないという選択肢も考えていたという話しを聞くと、これは詐欺行為だとも思える。

結局、地元紙の夕刊で撤回と知り、胸をなで下ろしたのだが、市町村合併や三位一体の影響が、今回こんな形で姿を現したことに、一種のショックを受けている。「どこだって大変なんだから」と一蹴せずに、今後も県の責任において、苦しく、弱い立場の自治体へのフォローをとにかく丁寧に進めていかなければ、またどんな事態が起こるかわからないと思う。


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