良識の府にするには [みどり日記]
梅雨も明け、いよいよ本格的な夏がやってきた。夕方になると日中の暑さ故か、ビールが恋しくなる。何でも、ビール、日本酒、焼酎などは、毎日適量飲んでいると脳梗塞などにならず、健康にいいそうだ。それも“毎日”でないと行けないらしい。こんな新聞記事を見つけて喜んでいるのは、ウチの会派の渡辺県議と田上県議。くれぐれも飲み過ぎにはご注意を。
お酒と言えば、参院選の当選者の皆さんは、美酒に酔いしれておられることだろう。しかし、今日の熊日新聞の選挙結果の分析を見れば、決して、喜んでばかりはいられないのではないか。県内でも、自民党への支持は下降の一途をたどっているし、民主党も前回よりは激増したとは言え、依然として熊本県の保守地盤への食い込みは容易ではないようだ。双方、浮かれることなく、今後どう立て直していくかの真剣な総括が必要だろう。
逆風の中、木村参議が当選を果たしたが、熊本の盤石な保守地盤に守られてという見方もあるが、ご本人の日常活動が功を奏したとも言えるだろう。この6年間、自治セミナーや国政報告会を、県内一円で丁寧に開催してきたことを県民は知っている。私も何度かご案内をいただいた。また、2年前には、他の国会議員がメッセージを送って済ませる中、「定時制通信制の灯を消すな県民集会」にも顔を出され、教育を守ると挨拶をされた。自・社・さの連立の際、市長選で木村さんを応援する側に回った労働組合関係者も、木村さんの人柄や政策力は評価している。バリバリの自民党員という風にもお見受けしないし、何とも、ねじれた選挙であったと述懐している。
今日の新聞のインタビューで、当選した民主党の藤末健三さん(熊本市出身)が、参議院の存在意義を問われて、「良識の府であるためには党議拘束もなくし、議員個人の判断ができるようにした方が良い」と述べていたが、全く同感だ。そうなれば、木村氏も含めて議員の皆さんは、党の方向性に左右されることなく、政治に対する見識とそれぞれの専門分野での経験を最大限に発揮でき、「政策のプロ集団」となれる。そして、「参議院はおまけ」とのそしりを受けることなく、衆議院との差別化も図ることができると思うのだが。