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危険極まりない原発 [みどり日記]

プレートのズレによる、大地震がいつどこで起こっても不思議ではない日本。こんな狭い島国のほぼ全土にある原子力発電所で、現在52基が稼働しているという。九州においては、玄海と川内の二ヶ所。このどちらで事故があっても、熊本県とは無関係と言えるほど、安全性が確保されてはいないのだということが、5年前の東海村臨界事故や今回の美浜原発事故から、私たちに突き付けられた。

美浜で事故を起こした施設の配管は、27年も交換されず使い続けられていた。この他も老朽化は激しいようだ。更にメンテナンスや修理などは、関連会社に委託されコストダウン化が図られている。安全性への信頼が損なわれていることは、安全管理のベテランが育たないことで、ノウハウの継承が難しくなっているからだとも聞く。原発に総電力の1/3を依存している日本だから、直ちに原発をすべて停止させることは難しいかもしれない。しかし、原発の存在が、むしろ代替エネルギー開発研究のスピードを加速させられない原因になっているとも考えられる。

バイオマス発電、風力発電、太陽光発電、燃料電池・・・、様々なエコロジカルなエネルギー源が、私たちの未来にはある。石油など化石燃料も底をつくし、第一、CO2を増加させる。原子力は、そもそも危険極まり無い。今回のように安全性確保に信頼が損なわれている以上、核エネルギーへの依存は止めたい。いやがおうでも、夏場のエアコンの利用が、鰻登りになる今、複雑な思いではあるが、目先のことにとらわれず、将来を見据えたエネルギー転換を考えるべきだ。まずは、ただただ亡くなった4名のご冥福を祈り、被災者の方々にお見舞い申し上げたい。


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