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自治体間の連携に課題 [みどり日記]

7歳の女の子は障害を持っていた。そして、その子を手に掛けてしまった母親も。調べて行けば行くほど、悲惨な背景が浮き彫りになる。私の知る限りのすべての事実をこのコーナーに書きつづることは、人権にも拘わるデリケートな部分も含むため、差し控えたい。ただ、今回の事件から得られる教訓と、留意したい点をいくつか列記する。

(1)子どもの安全を確保すべき、「熊本県子ども療育センター」と「熊本県中央児童相談所」(以下、児相)の連携が不十分ではなかったか。女の子の安全のために、母親から離しておく必要があったため、その子は、障害を持つ子どもが入所する「子ども療育センター」で暮らしていた。昼間は、隣接する松橋東養護学校に通っていた。女の子は、ここ1年ほど、週末や連休、祖母(母親の実母)のところに帰省していた。児相は、子どもが母親と過ごす時間を制限していたが、行政の知らないうちに、それが次第に長くなっていた。その際、もちろん祖母などの大人が一緒だったが。

(2)女の子は、次第に母親と一緒にいることを嬉しがるようになっていたが、そのことで周囲に油断が生じていなかったか。(もう大丈夫だろうというような)

(3)母親をケアし、見守るべき熊本市西保健福祉センターと、子どもの安全に責任を持つ児相や療育センター間で、つまり自治体間で連携が取れていなかったのではないか。子どもが戻ることを、熊本市西保健福祉センターに連絡していて、適切な対応を依頼していたら、熊本市はその間、母親へのケアを重点化できたのではないか。

他にも気になる点はあるが、ここまでにしておこう。要は、様々な条件を持つ人が親になっても、社会のサポートを受けながら生きていけること、そして、そんな親の子どもとして生まれても、社会のサポートを受けながら、幸せに育っていけることを、当たり前にしたい。まだまだ、道は険しいが、そんな環境を創るため、私の立場でできることから積み上げるしかない。


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