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定時制への偏見に驚く [みどり日記]

先月球磨川でラフティングに挑戦したことを以前報告した。その日は曇りがちで時々雨もふっていたが、半日だけで足が日焼けで真っ赤になった。完全に軽いやけど状態。普段家以外で、しかも屋外で短パンは着用しないし、通常くるぶしまでのパンツルックなので、手や顔に比べ、その分陽射しに敏感だったのだろう。そう思っていたら、私だけでなく他の議員の皆さんもそうだったらしい。その日焼けも完治したなと思っていたら、朝夕、やっと凌ぎやすくなってきた。

昨日の地元紙の夕刊に、「定時制高つくると『治安悪化』?」というタイトルの記事が掲載されていた。札幌市の町内会から、市長に提出された反対の文書に、そういった理由があったそうだ。このタイトルを観て唖然とし、悲しくなった。4つの高校の定時制を、統合再編する計画らしい。そのこと自体は賛否両論あるだろう。できるだけ、学校は、居住区に近い方がいいし、全日制と完全に分けた空間(時間帯は異なっているにしても)にすることがどうなのかとも思う。

現在、全日制で息苦しさを感じた生徒や、中学校で不登校だった生徒が、再挑戦する場として、年々、定時制・通信制の高校へのニードは高まっている。詳しい計画の経緯は知らないが、画一的な運営や形態での学びの場から、多様性のある学びの場へと、教育機会の再構築も益々求められていて、今回の札幌市の計画は、この流れの中にあると思われる。

そうならば、様々な経緯により定時制に集まってくる生徒の事情も含めて、定時制高校の意義を、地域住民に丁寧知らせていく取り組みが必要だろう。そもそも住民は、その土地に福祉関連施設建設を求めていた背景もあるようだが、定時制高校建設反対の理由を、「治安悪化」などとする人たちがいることに正直違和感を感じる。とにかく説明不足が要因ではないかと想像する。

そして、マスコミとしては、こんな反対文書が町内会から出されたことは、センセーショナルでありトピックにはなるだろうが、定時制の置かれている現状について、解説なりを添えなければ、読者は「定時制の生徒ってアブナイのかしら」と、全く誤った認識を蔓延させかねない。もっと丁寧な報道を望む。


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