熊本駅の未来を考える [みどり日記]
三位一体改革の全体像が見えた。議論が紛糾していた義務教育費は、結局、制度見直しを「中央教育審議会」に下駄を預けることになった。文科省が影響力を及ぼす中教審だから、全国知事会の議論のようにはいかないだろう。私は、9月議会の一般質問でも一貫して、国の教育の在り方の議論無くして、財源だけで議論を進めてはだめだと訴えてきた。そういう意味では、一定の評価はしたいのだが、決して、一部自民党の文教族の皆さんと同じ、“教育をコントロール”したいという論点ではないことはご理解いただきたい。
ただ、あれだけ英知を集結した知事たちの議論が骨抜きにされてきた経過については、改めて不信を感じる。そもそも、特別会計などまだ見直すべき課題は多く、官僚が生き残りを賭けて改革をなし崩しにしようとすればするほど、それを阻止するどころか結託してしまう政治家たちへの国民の不信も、かなり広がっているようだ。それにしてもつくづく、この国の政治は国会議員ではなく、官僚が動かしていることを痛感した。
さて、これだけ予算が厳しくなっている中、九州新幹線全線開通に向けて前倒しについて、優先的な予算確保が本当に進むのだろうかと、ふと思ったりする。そうは言っても、それを信じて地元としては準備を進める他はない。ということで、先週の土曜日に、20名の方々と共に、熊本駅周辺の整備と新幹線の進捗などについて、県の出前講座で最新情報による説明を受けた。UD化の提言や、熊本-大阪間の乗り換えはあるのか、駅前での駐輪場の確保は、無秩序な民間施設の建設はいかがなものか(パチンコ店)などについて、参加者から質問も相次いだ。その後、二本木や東A地区などを回り、熊本駅前で解散となった。折しも昨日熊本市から、東A地区の具体的な開発計画が明かにされた。
秋空の下、行政と一緒に熊本駅の未来を考える貴重な時間となった。皆さん満足して帰宅の途につかれたようだ。出前講座については、県のホームページにも掲載されており、多岐に亘る分野で具体的なテーマが用意されている。是非、皆さんも企画してみてはいかがだろうか?