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県立学校の卒業式 [みどり日記]

毎年、この時期になると、県議会議長代理で各議員が列席する県立高校の卒業式のあり方に、もの申したくなる。なぜなら、熊本市の県立高校の議長代理出席は、某党の思うままだからだ。卒業生なのに一度も母校第一高校の卒業式に、議長代理で列席させられたことのない私もそうだが、某党議員以外は、母校で挨拶をさせてもらえない。別に「卒業生を優先せよ」とは言っていない。会派優先など、みみっちいことではなく、持ち回りにしたらどうかと言っている。

たとえば、第一高校への議長代理出席は、ここ数年某党の某議員の独占席。昨年までは、それでも私は、第一高校の卒業式に顔を出していたが、盲学校や聾学校など、これまでほとんど議員が出席していなかった県立学校で、正式に議長代理として列席したいと思い、昨日の卒業式は聾学校に行かせていただいた。お隣の盲学校には、公明党の城下議員が列席しておられたようだ(某党議員は、障害児学校は希望していないようだ。卒業生も保護者も少ないからかなあ-?)

それにしても、聾学校の卒業式は感動的だった。12人の卒業生全員が、手話と口話で答辞を述べていた。時には、感極まって、手話をする手が止まることも。また、今年で定年の河津巌校長も、卒業生へのはなむけの挨拶を、すべて手話と口話で行っていた。当たり前のようだが、ここまでする校長がかつていただろうか。

河津校長は、障害児教育の専門家で、養護学校や盲学校は経験されているが、聾学校は初めてで、2年目とのこと。名実ともに、聾学校の校長として、この度”卒業”されることとなった。

私は冒頭のあいさつと、自分の名前くらいしか手話で表現できないので、改めて「手話を真剣に勉強しなくては」と思った。今受け入れているインターンシップの学生3人も今回同行したが、3人とも自分たちの経験した卒業式との違いに、痛く感じ入っていたようだ。この経験を、色々な人に伝えて欲しい。手話を勉強したいとも言っていたが、聾学校の卒業式がいいきっかけになったかな?

聾学校の卒業生は、進学や就職、あるいは就職に向けて更に準備をする人など、様々だった。それぞれが、育ててくれた親や先生たちに感謝の言葉を述べていたが、それが心からの言葉だということが、ひしひしと伝わってきた。

それにしても、お隣のマンモス高、第二高校の卒業式は、今年もまた、男子が前、女子が後ろの並び方に、男子が先、女子が後の名簿だったのだろうか。これから彼らが巣立つ、上への学校や社会では不必要に男女を分けることはないが、高校のあり方に疑問も持たずに、巣立つのだろうか。ちなみに、聾学校は男女混合だった。


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