長野から拡がれ!SOの精神 [みどり日記]
今、長野ではスペシャル・オリンピックス冬季世界大会が開催されている。ここ数年参加している細川佳代子さんの新年会で、「是非長野に来て下さい!」と直々細川さんから声をかけていただいたが、議会中ということで残念ながら断念した。(それも質問だし・・・。ううっ、頭が痛い)
体を動かすことが、全身状態をよくし、精神面でも自立へのいい影響を及ぼすことは容易に想像できる。そして、地域で暮らす知的障害のある人たちにとって、スポーツを通じた支援者や理解者との出会いが、大きな財産ともなる。スペシャル・オリンピックス(SO)が競技の勝敗より、むしろ参加し、自分の目標に最後まで向かう姿勢そのものを評価する点に、純粋に共感する。
細川さんが全国を駆け回り、SOの裾野を開拓している様子を記録したドキュメンタリー番組を先日観た。その前に、新年会で彼女の十年以上に及ぶSOとの関わりと、冬季世界大会への思い、過去2作に続く3作目の自主製作映画についての構想を聞き、共感を覚えていたが、トレーナー姿で飛行機に乗り、東奔西走する細川さんの様子に改めて胸が熱くなった。
大変失礼ながら、スペシャル・オリンピックスを通じて、彼女は変わられたのではないかと思う。近しくお話をするようになったのは、ここ4,5年なので、以前からよく存じ上げていたわけではないが、彼女が語る今の言葉を、私は“本物”だと感じる。「助けようとか、お世話しようと思って関わり出したが、それは傲慢だった。私自身が学び、幸せをいただいている」、「どんな人も幸せになるために生まれてくる。幸せになる権利がある。SOを通じてそれを確信できた」等々。そんな細川さんが嘆く「まだまだ障害を持つ人にとってやさしくない、生きにくい日本」を何とか変えていくために、SOが大きなインパクトを長野から発信してくれることを願っている。