隣人として冷静に [みどり日記]
我が家の西の窓からは島原が見える。その遙か先には中国大陸が横たわる。春の暖かさとともに空や大気は、その中国からの黄砂に覆われている。改めて、彼の国が海を隔てただけの隣国であることを実感する。
依然として上海をも含め各地での反日デモが、収束する気配がない。今日は、町村外務大臣が訪中し、解決への会談を持つ。政府として、不満を表明し、謝罪と補償を求めるとのことだ。力で押さえつける中国政府のやり方は、天安門事件の時、世界的にも非難された。しかし、逆に、ここまで暴力を阻止できない、あるいは事態を予測しながらコントロールできない、現政府の統治能力の欠如は、これもまた世界的に非難されている。
現時点においては、日本国内での反中・嫌中の大きな動きは起こっていない。まだ冷静さが保たれている。しかし、このまま中国でのデモや破壊行動が報道され続ければ、押さえきれない一部が行動を起こすことも考えられる。このままでは、中国は孤立してしまい、政治的にも経済的にもマイナスは大きい。ここは何とか、日本人として冷静さを保っていくとともに、隣人・友人としての適切な進言が必要だろう。
今年は、まだ行ったことがない中国に足を踏み入れたいと思っていたが、しばらく延期することになる。とても残念だ。一日も早く平静な中国に戻るよう、中国政府に努力を促すとともに、それを支援する気持ちを持ち続けたい。