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難関高校への女子の増加は [みどり日記]

桜が満開だ。昨夜は、見事に咲き誇った夜桜を楽しむ人たちで賑わう熊本城周辺を、久しぶりに会う友人と散策した。その後行ったカラオケで歌った中島美嘉の「桜色舞うころ」は、この季節にピッタリの叙情豊かな曲。いい気分で家路についた。しかしこの週末で桜も見納めのようだ。

さて、今年から導入された新しい高校入試制度。2回のチャンスがあるといわれる前期・後期試験や相対評価から絶対評価による平常点の入試への加味など、制度1年目の今年の受験生や保護者の皆さんは、さぞかし混乱したことだろう。制度の是非もさることながら、十分な情報提供と周知がなされていたかが、大いに疑問だ。2月県議会で私もこの点を質した。

今日の地元新聞によると、熊本高校や済々黌高など難関校で女子が男子を大きく上回ったとあった。この年だけ女子の全体数が男子を上回っているわけではないだろうから、例年に無いこの“激増”の原因が新しい入試制度にあることは、否定できないだろう。

今年から、後期選抜は絶対評価で付けた中学三年間の九教科の評定合計が内申点として導入され、学力テストと内申点のそれぞれの順位により合否判定する方式になった。内申点が重視されたことにより、合格者に女子が多いことは納得できる。逆に、スポーツに集中している男子が、中学3年の中体連を終えて、劇的に成績を上げ難関校に合格するという例をよく耳にする。私の弟などもまさにこの例だ。(入ってからが大変だったと本人は言っていたが)

逆に言えば、一発に弱さを持ちながらも、常々こつこつと取り組むタイプの生徒にもチャンスが広がるということでもある。しかし、難関校がこれからどんな生徒を集めたいかで、入試制度がまたもや複雑化される可能性は大いにあるので、注視していきたい。この時代、「“おなご”の多なっと、レベルの下がる」という暴言を吐く議員はいない思う(?!)が、「スポーツに打ち込んだ生徒が不利になる」と難癖をつける体育会系議員は出てくる可能性がある。

運動は大いに結構だが、今の部活のあり方は、あまりに勝敗に固執していないだろうか。小学校から家族を総動員しての試合の送迎など、見直すべき点が多い。「文武両道」のバランスのいい本来の学校生活を取り戻すことで、男子も地道な学力をつけていくスタイルが求められているのかもしれない。


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