予算論議に聖域は要らない [みどり日記]
昨日の最高気温36.5℃、ほぼ体温と同じ。ここ数日は凄まじい暑さだ。26℃設定の県議会(ごめんなさい!)にいても、額に少々汗が滲む。
しかし、国会ではそれ以上のデッドヒートが続いている。野田聖子氏が参議院議員の夫を説得したとか、田中直樹氏は態度を明らかにしていないとか、中曽根元首相に息子の説得を森嘉朗が頼んだとか、永田町の議員会館の喧噪が見えてくる。
永岡洋治衆議院議員が自殺するなど、郵政民営化は死者まで生んでしまった。以前からのご本人の精神疾患もあったそうだが、郵政民営化法案の採決とその後の周辺の態度が、彼を追い込んでしまったようだ。心からご冥福を祈りたい。
この出来事が、今現在の郵政民営化問題に少なからぬ影響を及ぼしていることは否定できないだろう。今日の特別委員会での採決を経て、8日が本会議での採決だ。解散総選挙での混乱回避をと、政府自民党は躍起だが、どうなるか注目だ。個人的には解散になることを期待しているが、八代市長選など自治体選挙が吹っ飛んでしまわないか、こちらも心配ではある。ここ1ヶ月、どの陣営も候補も、気が抜けない。
さて今、9月県議会での代表質問について下調べを行っている。県職員を始め色々な人に話を聞いているが、明るい話しが聞こえてこない。国・県の財政改革が、新規事業を許さないほど、厳しいものであることは承知の上でも、県事業のバランスが悪いとの訴えもある。福祉の分野での予算が膨らんでいるのは、高齢化が著しいことによる民生費増のためだと言われれば、そうかと納得させられるが、その中味は十分に見ていかなければならない。
私も障害を持つ立場で、福祉が充実していくことは歓迎している。ただ、厳しい財政が続く今、もっと利用者の声を丁寧に把握していくことを含め、ソフトの面でのお金のかからない取り組みを進めていく工夫と知恵も必要だ。「福祉予算には口を差し挟めない」という空気が庁内にあるとすれば問題だ。むしろ歯に衣を着せぬ徹底した議論こそあっていいのではないか。