倉田哲也さんの映画、辛淑玉さんの講演
私は“感動”という言葉を簡単に使うのを好まない。しかし、先週末の映画と講演は、強く心に響いた。感動と言ってもいいだろう。
一つは、このコーナーでも紹介した、くまもと障害者労働センターの代表倉田哲也さんを主人公にしたドキュメンタリー映画「もっこす元気な愛」だ。障害者を描いた映画は、説教がましいものも少なくない。“障害があっても”、それを“乗り越えよう”としている人を描いた映画もそれだ。「“あんな人たち”が、がんばっているのだから、私もがんばらなくては」などと思わせる映画はちょっとゴメンだ。また、「あなたたちの人権感覚はどうなの?」と問う映画も勉強にはなるが、正直感動はしない。