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2006年01月31日

低すぎる東横インの認識

まあ次から次に呆れかえる事件・事実が発覚している。耐震構造偽装問題も、まだまだこれから国会での追及が必要だし、ライブドア事件も海外でのマネーロンダリング、大規模脱税などにも発展し、政界や闇の世界との関連も取り沙汰されそうな状況だ。

更には、米国牛の輸入再開直後の、検査体制不備による危険部位輸入発覚など、“米国のポチ状態”の小泉内閣には、主体性欠如との非難が集中している。国民の安全より米国の意向を重視している罪は重い。中川農水大臣の失職は免れられまい。

そんな中、今度は、私たち障害者を舐めまくっている東横インの“バリアフリー偽装問題”も発覚した。正直、怒りを超えて口あんぐり状態だ。急激に店舗展開していった東横インの利益優先の体質が、“すべてのお客様”から、“コストがかかる規格外のお客様”は排除するという体質であったことを、世間に知らしめた。

西田社長の会見でのコメントは吐き気がするほど低俗だが、成り上がりの経営者にはあのような理念なき、時代錯誤の感覚が少なくないことを想像させる。西田氏は、東横インを世界一のホテルにしたいなどと、のたまっていたそうだが、バリアフリーが考えられていない世界基準などないことを、この御仁はご存じないようだ。

実は昨日、「障害者の政治参加を進めるネットワーク」の年二回の集まりがあり、私は博多にいた。主な目的は、障害者自立支援法への対応についての意見交換だったのだが、東横イン問題に何らかの対応をしようと、参加した障害を持つ議員たちで緊急声明を作り、博多駅前の東横インに提出してきた。ホテル側に事前に訪問を連絡していたところ、不在だ(ほんまかいな?)という支配人に代わって対応しようとしたのが、“研修生”という名札をつけた人だった。支配人からの指示だそうだ。その後ろには、制服を着た“正社員”がいるのにだ。これには仲間たちも直ちに抗議し、しぶしぶ正社員が対応することになった。ちなみに、声明文を読み上げる担当が私だったので、ニュース23など全国放送でも映し出されたようだ。

今回の事件、各地の行政のこれまでの対応も問われていい。米国のADA法などと異なり、日本の法制度が福祉法の枠を出ず、権利法となっていない点は私たちも指摘してきた。従って、拘束力という点では国のハートビル法や各地のまちづくり条例は不十分だ。しかし、その運用如何によっては規制や指導は十分可能だ。行政も、バリアフリーを施主側の良心に頼り、強い指導とその後の継続的チェック体制を敷いていなかったとは言えないないだろうか。また、東横インに類似する、低料金のホテルチェーンなどにも、コストを抑えるため、ハートビル法やまちづくり条例を無視したりしているところがないか、今後チェックが必要だ。

団塊の世代が退職し、高齢者の仲間入りをする。彼らも今後予想される厳しい年金生活の中、高齢になって体が不自由になっても、使いやすく安価なホテルを探し、旅行を楽しむようになる。またそうあることを期待する。「たまにしか利用しない障害者にコストはかけられない」とは言えないはずだ。何より、使えるホテルであれば、私たちの中で情報はすぐ広がり、稼働率は100%近くになることを、あのとんでもない社長はわかっていない。

2006年01月27日

ご無沙汰すみません

とうとう「インフルエンザで寝込んでるのではないですか?」と、メールが入ったきた。いやはや、このコーナー、日記のはずが、”週記”みたいになってしまって、ご心配をかけていたみたいだ。

私自身は、風邪もひかず、すこぶる元気なのだが、昨年の秋からの不調を引きずった愛用のノートパソコンの調子が著しく悪く、ここのところその対応に追われている始末。結局、長期の修理に出すとともに、新規のノートを購入することにした。悪いことに、事務所でデータ管理しているデスクトップも、ブーンと唸り出し、慌ててハードディスクにデータを移したり。そんなこんなで通常の生活ペースが保てず、いささか参ってしまった。(>_<。)

そうこうしているうちに、1月も終わろうとしている。2月は28日までしかないので、駆け足で去っていくだろう。2月県議会では、私は一般質問を控えている。過去8年間の質問項目をまずは眺めながら、実現できたこととまだであることを検証している。あれもこれもで60分はあっという間なので、テーマの絞り込みにこれから入ることになる。

今のところ元気だとはいえ、インフルエンザの猛威はこれからとか。寝込まないように万全を期したい。

2006年01月17日

証人喚問の前夜にライブドア?

昨夜は、ライブドアの問題で持ちきりだった。報道によると、「ライブドアの関連会社が、企業買収を巡って虚偽の発表をしたり、利益を水増しした決算発表をしていた疑いが強まり、東京地検特捜部は16日、証券取引等監視委員会と合同で、証券取引法違反の容疑でライブドア本社などを捜索、強制捜査に乗り出した」とある。六本木ヒルズ族IT企業の一つであるライブドアの堀江貴文社長の、ある意味日本を舐めきった胡散臭い言動に、腹立たしさを感じていただけに、いつかは墓穴を掘るのではという予測があったが当たってしまった。

しかしながら、腑に落ちない点がある。今日17日は、国民が注目しているヒューザー小嶋社長の証人喚問の日だ。よりによって、その前夜ライブドアへの強制捜査が行われたことが、証人喚問から注目をそらすための、政府や検察による仕掛けだったのではと感じるのは、私だけだろうか。

昨夜の、満を持した「きっこの日記」で、小嶋氏と衆議院議員伊藤公介氏(森派、小泉氏を尊敬して止まない御仁)との深い関係と、伊藤氏の法律違反の数々が暴露されていただけに、今日の証人喚問が伊藤氏への証人喚問へとつながり、一連の問題の闇を白日の下に晒して欲しいと思っている。だから、ライブドアも重要だが、こちらに何よりに注目していきたいものだ。

とはいえ、堀江氏にしても、昨年の総選挙で、自民党公認ではないにせよ、亀井静香氏の刺客として自民党は事実上擁立していたわけだから、おちゃらけ小泉劇場の見識の低さも改めて問われるべきだ。

とにかく、私としては、何より今日は国会に注目だ。

2006年01月16日

選挙区見直し

ここのところ暖かい日が続いている。この冬、雪国では相次ぐ豪雪被害で、死者が100人に迫ろうとしている。この暖かさで、今度は雪崩が心配される。「家にいるのも危険、雪下ろしも命懸け」という深刻な状況に、私たちは傍観者でしかいられないが、こんな時の国からの災害補助金は、是非手厚くして欲しいと思う。そして、自衛隊の皆さんの支援も期待したい。

さて、個人的な集まりは別として、団体等の新年会もほぼ終わりそうだ。集まれば必ずと言っていいほど、「選挙区はどうなっとですか?」とお尋ねを受ける。まだ最終的には、県議会での結論は出ていないが、合併後の自治体の数の減少、それに伴う議員の大幅な減少もあるので、県議会だけはそのまま維持では通らないと私も思う。今のところ、49とか50とか、取り沙汰されている。人口割りでいけば、熊本市区の現状18議席は、20のはずだが、こちらも18から更に減らされるかもしれない。

熊本市区には、県民クラブ、公明党、共産党と、多数派の自民党にとっては“野党”(国会じゃないんだから、野党はないはずだけど)議員が多いわけで、そこを減らしたいという思惑があるのかもしれない。いずれにしても、どんな状況になっても、私としては、日常活動を継続していくというスタンスで臨みたいと思っている。合併後の選挙を控えた知人の市民派市議も、「選挙だからって、大騒ぎする雰囲気はおかしい。これまで通り、支援者の皆さんと勉強しながら、市の課題を議会を通して解決していくという日常活動をやっていけばいいと思っている」と語る。同感だ。ただ、その活動を伝えていくという取組みは、節目として必要なのだろう。

県議会の全体の定数が減っても、これをチャンスと捉えることもできる。07年春に向けて私も真剣に取組みたいが、私一人当選しても仕方ない。仲間を減らさず、逆に増やしていくため、私なりに努力したい。

2006年01月10日

火の用心

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8日の朝刊で、全焼し無惨な姿に変わった下関駅に絶句した。レトロな駅としてまだ残っているとは聞いていたが、1、2度通過しただけだったので、いつかはまた降りてみようと思っていた。私の思い出の場所がなくなったことに、寂しさを感じる。

私は5歳まで、父の仕事の関係で下関で過ごした。父が突然亡くなり、母と弟と私は下関を後にするが、最後の日、近所の方たちや幼なじみが、下関駅まで見送りに来てくれた。その後の生活が変わっていくだろうことを幼な心に予感しながら、お別れに誰かがくれたミッキーマウスのハンカチを手に、発車前の車窓から別れを惜しんでいる写真がある。その時の下関駅が焼失してしまった。

不審者による放火のようだが、建物に火を付けるという卑劣な行為は、延焼や逃げ遅れなど悲惨な結果も引き起こす。また、文化財など歴史的な価値を持つものも、未来への重要な遺産だ。放火は重罪であることを認識して欲しい。

それにしても、今年の冬は寒波が凄まじい。一度火が付けば、乾いた空気と風により、瞬く間に炎は勢いを増す。ここのところ、火の不始末などによる火災が頻発しており、幼い子どもや高齢の方たちが命を落としている。火の元にはくれぐれも注意して、冬を越したいものだ。

2006年01月06日

懐かしい風景

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年末に映画「ALWAYS 三丁目の夕日」を観た。舞台はまさに私が生まれた昭和33年の東京。東京タワーが次第に出来上がっていく過程とシンクロしながら、ドラマは進んでいく。主役は・・・、一体誰だったのかな?敢えて言えば、架空の夕日三丁目というその町に住む様々な住民たち一人一人だろう。

観音開きのテレビ、冷蔵庫などが家庭に初めてお目見えする様子がおもしろい。私が物心ついてきた4、5歳の頃は、それらは当たり前にあったので、そこ数年の普及は著しいものだったのだろう。子どもたちの顔や手も薄汚れていて、毛玉がいっぱい付いた破れたセーターを繕って着せていたり。「そう言えば、小さい頃は皆あんなだったかなあ」と懐かしく思う。

高度経済成長期の入り口。皆がまだ貧しかった分だけ、コミュニティーは豊かだった。また、まだ戦後十数年でもあり、戦争に翻弄された運命を、それぞれが引きずっていた。でも、その中で皆が逞しく生きている。子どもだってそうだ。今で言えば、すぐに心の傷になるようなことも、日常“生きる”ことと格闘している中では、とるに足らないことに変わっている。深い傷にならないうちに、インクルーシブ(包み込む)なコミュニティーが、その機能を発揮し少しずつ解決していったのだろう。今、岐路に立つ日本において、この映画がさりげなく伝えるメッセージは、実は重い。

映画は、実写とCGを駆使し、昭和33年を描き出している。とにかく、記憶の中の懐かしい風景に、2時間半という上映時間があっという間だった。ちなみに、近くに座っていた20代と思われる女性二人が、終了後「途中寝ちゃった~」と話しているので、「えー、ウソーっ!」と驚いた。さもありなん、彼女たちにとっては、リアルタイムで経験した風景ではないのだから、耳目を引き付けるほど“懐かしい”はずはないのだ。(>_<;)

2006年01月05日

国民は目を覚まそう

比較的穏やかだった年末年始だったが、昨日は金峰山方面には時折雪が舞っていた。県庁で行われた御用始の年始挨拶は、屋外では厳しかったことだろう。

さて、2006年がいよいよスタートしたわけだが、景気は回復しているものの、ここのところ、何が明日起きてもおかしくない世の中だ。昨年も、首相自ら、“想定外”の言動を繰り返し、それに翻弄され続けた国民は哀れだった。もっとも、多くは、自分たちを哀れだなんて考えることもなく、ポピュリズム首相を受け入れているのだから、困ったものだ。

「しがらみを断ち切る」小泉手法をすべて否定しているのではない。あれくらい荒療治しなくては、戦後の官僚支配政治の負の遺産が解消されないことも事実だろう。ただ、そんな信念と同時に、少しは一国の首相としての懐の深さと、大局的歴史認識を含む豊かな見識が欲しいのだが、それは無いものねだりだろうか。

年始の所信でも、何も正月早々持論の「靖国参拝は非難されるべきことではない」を展開しなくてもと思う。何度もこのコーナーでも指摘したが、彼は、小泉個人の思いを押し通す立場にはない。日本の首相なのだ。これまでのODAへの正当な評価など、主張すべきことはきちんと伝える姿勢は、どこに国に対しても必要だろう。しかし、痛めつけられた側にとって最も触れて欲しくない部分に、塩をすり込むような態度は、配慮どころか人間性に欠ける。

こんな小泉氏の後継争いが浮上してきている。中でも、安倍普三氏が有力視されており、ご本人も意識しているようだ。しかし、極右イデオロギーや特定宗教との深い関係を持つと思われる安倍氏は、ある意味、小泉氏よりたちが悪い。まだまだ政治的にも経験が足りないこんな人が、次の首相人気ナンバーワンというのでは、国政、外交共々、日本は泥沼に陥りかねないと思う。

9月の小泉氏の総裁任期終了まで、国民はしっかりと目を覚まし、一部の大衆迎合的マスコミ情報に流されず、あらゆるメディアからの事実に基づいた科学的情報収集に努め、日本の良識を再構築する必要があると思う。もう二度と、政策そっちのけのお祭り騒ぎはごめんだ。

2006年01月01日

2006年、明けましておめでとうございます!

皆さん、旧年中は大変お世話になりました。そして、今年もどうぞよろしくお願いいたします。(o^_^o)

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とにかく忙しい12月でした。私が主催に関わったりした講演会や、引き受けた講師、出席したパネルディスカッションなど、11月議会と平行して準備したため、余裕なく動いていました。まだ報告していないものもありますので、三が日で書き込んでいきたいと思います。

しかし、余裕がなかったわりには年末、忘年会には積極参加し、景気回復に若干貢献しつつ、景気回復の実態を検証した次第です。(-。-;) タクシーや代行の運転手さんたちは、一応に「いや-、熊本はまだまだですよ」とおっしゃいます。新聞紙上では、景気の着実な回復が報告されていますが、大都市と違って熊本にはその影響は及んでいないのでしょう。帰省した弟が、「東京では景気回復しているようだ。去年までは、タクシーは規制緩和で増えて飽和状態だったけど、今年は拾えない日もあった」と言います。徐々に地方へも景気回復の影響が出てくるといいのですが。例の耐震構造偽装問題の全容が明らかになったとき、景気の足を引っ張りかねない事態になるかもしれませんが、これはきっちりと解明しなくてはなりません。

さて、毎年この時期に思い出す俳句は、教科書にも載っている有名な高濱虚子の「去年今年 貫く棒が如きもの」です。この句の解釈は様々あるようですが、私自身は、「去年から今年へと年が改まったとしても、私自身は変わらない。そんな信念を持ち続けたいものだ」と解釈しています。そうありたいものです。

この歳になると、一年一年を刻むのに正直しんどくもあります。更に、政治という場所に身を置いて8年になりますが、先が見えない難しい時代だとも感じます。あまりに頻発する常識を超えた事件や事象に、“耐性”がついてきている世の中にも不安はつきません。とにかく、心が潰されそうになる悲しい出来事が起こらない一年であって欲しいですね。

人は一人では生きていけません。同じ時空でめぐり会った人の中で、心を通じ合わすことができる人を大切に、充実した時を刻んでいきたいものです。


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