政治家に求められるもの [みどり日記]
先日ある会で、元県議の方と同席させていいただいた。新幹線やダム問題等の他にも、次から次に重い課題が押し寄せている県政の今後を、大変心配なさっていた。当然ながら知事のリーダーシップのあり方についても、言及されていた。
トップというものは、全員がOKを出してくれる存在ではない。議員だってそうだ。私にも、議員になってから数度、匿名の中傷文書が届いたりした。中には、そんな点もあるのかなあと思うものもあったが、いわれのない内容もあり、匿名故に反論の余地がなく悔しい思いもした。
ただ常に注意しておかなくてはならないのは、まずは聞くということだ。イエスマンや耳障りのいいことをいう人に囲まれていれば、嫌な思いはしないし、楽だ。しかし、そこに大きな落とし穴がある。成長するにはマイナス評価も冷静に受けとめ、単にその場で聞き置くだけでなく、別の角度からも見ながら検証していく知性が必要だ。最近楽だと感じたら要注意だ。前向きな批判をする人も、その発言を避けたり、あきらめているのかもしれない。
また、政治に携わっている人たちは、私も含めて、公金の使い道に影響を持つ存在であることを、常に肝に銘じておかなければならない。自分の判断が公正さ、公平さの物差しに叶っているか、プライベートと公をはき違えていないかなど、瞬時にスクリーニングできる力も持つ必要がある。
2月県議会は28日から始まる。今回私は3月10日一般質問に立つので、目下準備中だ。あれもこれもと、広げてはいるが、時間も限られているので、今後絞り込まなくてはならない。8年の議員生活を振り返って、なぜ私がここにいるか、何を求められているかという原点を見つめ直して、臨みたいと思う。