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薬害C型肝炎被害者を支援しよう [みどり日記]

2月22日に、血液製剤(フィブリノゲン、クリスマシン)による「薬害C型肝炎」被害の原因究明と被害者救済のための九州訴訟が結審、8月には判決が言い渡される。今回、福岡、長崎に次いで、「熊本の薬害肝炎被害者を支える会」が発足することになった。私も発起人の一人に名を連ねているが、この薬害人ごとではないと感じている。

C型肝炎薬害問題が発覚したとき、「1964年から1998年までに手術を受けた人は検査を」と報道で呼びかけていた。実は私は、車いすを使うようになるきっかけになった脊髄の手術を、1988年に受けていた。既に手術から10年以上経ており、肝炎由来と思われる体調不良があったわけではなかったが、一昨年、覚悟を決めてC型肝炎の検査を受けてみた。結果、感染ではなかった。

よくよく考えみると、当時の麻酔科の医師は、長時間手術になるだろうからと、2日程前に私自身の血、つまり“自己血”を採っており、手術ではこれを希釈して使っていた。私の場合は、汚染された血液製剤は使用されなかったが、ちょうど30歳の時だったので、その頃出産し、出産時に感染させられた同世代の女性たちがいただろうことは、容易に想像できる。

薬害感染九州訴訟の原告の一人、出田妙子さんは私の一歳上で、高校の先輩でもあった。彼女もやはり出産時の感染だ。実名で訴えることを決めた出田さんや被害者の皆さんを支援しようと、熊本の「支える会」は、福岡、長崎に次いで立ち上がる。強い倦怠感などに長年苦しめられてきた患者の皆さんの中には、家族や周囲の人たちにさえ理解されないことに苦しんできた人も少なくない。

この薬害は、HIV薬害と同じで、危険性が判明し、既にアメリカでは使われなくなった後においても、日本では“在庫を処分する”かのように使い続けられていた。まさに、国と、天下り官僚を受けて入れている製薬会社による国家的犯罪だと言える。どうしてこうまで一部の利権や利害のために、国民が犠牲にされるのか、許せない思いだ。

出田さんら被害患者の皆さんは、通院や服薬により進行を抑えながら、日々暮らしている。生活の質を上げていくためにも、理解と支援の輪を広げながら、訴訟を通して国と製薬会社の過失をしっかりと認めさせなければならない。是非、それぞれの立場で、この薬害肝炎被害への理解を広めていっていただきたい。そのためにも、出田さんの話が直接聞ける下記の発足会へのご参加をお願いいたします。

■ 薬害肝炎被害者を支える会発足会■

日時:3月10日(金)18:30~
会場:熊本県教育会館 5階
  九品寺1丁目11-4 (熊本整形外科斜め裏)
内容:1)出田妙子さんの講演
    2)原田正純さん(熊本学園大教授)、小松裕(熊大教授)さん、
平野みどり他によるパネルディスカッション

連絡先:「支える会」準備会事務局(森田さん):
Tel/Fax:096-372-8284
Email: yakukanspt9@yahoo.co.jp


お問い合わせ 平野みどり事務所 860-0066 熊本市城山下代4-7-28 
電話:096-319-4080 ファックス:096-319-4081
Eメール:info@hiranomidori.net  ホームページ:http://www.hiranomidori.net/
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