中二階の県議会へ厳しい目を [みどり日記]
喉、鼻の違和感が続いていたので、ここ一週間用心をしている。幸い寝込むまでには至っていないが、外出はできるだけ避け、家にいるようにした。選挙も刻々と近づいてはいるが、向こう3ヶ月、元気で乗り切るために思い切って休養も大切かもしれない。
選挙用の資材が整い、配布を始めている。役員会では、「今回の選挙の争点」を話し合い、不公平感、格差という言葉を中心に、地方議会の役割を考えていこうということになった。みどりニュース増刊号の見出しは、ズバリ、「めざそう!格差のない社会」
確かに、非自民の政党がこぞって、小泉政権から安倍政権へ引き継がれている「格差社会」を強く批判しているし、足下の阿部政権ですら、統一自治体選挙や参議院選挙への影響を意識して、格差対策を口にしている。だから、今回、私たちが格差をテーマにしているのではないが、やはり、どうしてもこれ以上の格差の広がりは許せない思いなのだ。
「切磋琢磨」という言葉は、大方、ポジティブな意味合いを持って受け止められる。しかし、そこには勝ち組、負け組はあって仕方ないという考えも透けて見える。もちろん、人それぞれ、得手、不得手があることは当然だが、一面的な学力や利潤獲得という分野があまりに前面に出てしまっているのが、今の日本社会のようだ。ささやかであっても個々人の「誇りや自信」が、生きていく上で、その人を支えている。そんな「誇りや自信」が幼い時から、育まれていく社会なのかと考えた時、むしろそれらを、早くから打ち砕いている社会だと思える。
これから4年間、日本が大きく舵を切り直す可能性を少しでも探っていきたい。もちろん、国政が変わらないと如何ともし難い。しかし、地方議会が軋みながらも、未来に向けて体質を変化させなくては、有権者から「そんな議会は要らない」と今回こそはレッドカードを突きつけられるだろう。
中でも、市町村と異なり、幾分生活者に距離がある中二階の県議会への目は厳しくなるだろうし、またそうあって欲しい。個々人の考えは微妙に違いながらも、「与党」の旨みと安心に依ってかかっている方々に、厳しい目を注いでいただきたい。もし多数派がいくらか分散すれば、柔軟な政治判断が出来るし、よどんだ空気も清浄化されるだろう。「党派」を必要以上に持ち込まない議会にしていくことは、次期の大きな課題だ。諦めずに取り組みたい。