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2007年07月30日

理解できた知事の政治的スタンス

折角、自民党の三浦一水氏や公明党の比例区のこば健太郎氏の応援で、選挙期間中、辛島公園でマイクを握られた知事だったが、お気の毒に、自公の大敗はここ熊本選挙区でも現実となった。私が23日、「理解できない知事の政治的スタンス」と題してブログで書いたところ、「なーん、知事のスタンスはわかりやすかたい。これからも、今後も自・公にお世話になるというこつたい」とのご意見をいただいた。

なるほど、首長は中立でいるべきという私の考えの方が青臭いのかもしれない。政治家としての高度な判断なのだろう。68%の県民の支持があれば、誰を、どの党を応援しようが、“自分党”の支持者はついてきてくれると見ておられるのだろう。そもそも、民主党が勝つとはよもや思っていなかったとすれば、状況判断、先見性にも疑問が残る。少なくとも、天下分け目の闘いの中、こちらの選挙事務所での知事の行動への怒りはかなりのものだった。

川辺川ダム問題で頑張ってこられた松野さんの応援のため、私たちと一緒に市内を駆け回り、炎天下でビラ配りをしてくださった方の中にも、潮谷知事支持の方もおられた。川辺川ダム反対派の中には、ダムでは頑張ってもらっているが、知事としてはどうだろうかという声もなくはないが、川辺川ダムを止めたいという一点で、ダム反対の方々の多くは潮谷知事を支持している。彼らは、これまでの知事の一方ならない故松岡代議士への応援、それに今回の参院選への与党への応援など、どう受け止めているのだろうか。目的完遂のためにある運動団体と私たち非自民の地方議員との温度差は否定できない。

自民党熊本県連は、今回の自公の大敗とその背景にある批判の大きさに自信を無くしているのではないか。知事選は来春に迫っている。その前に、解散総選挙があるかもしれない。スタンスがはっきりした知事を巡り、熊本県の政界の動きは予断を許さない状況だ。

2007年07月29日

政権交代への道が見えてきた

参議院選、暑い夏の闘いが終わった。私たちが支持した民主党の松野信夫さん(440,742票)が、自民党の三浦一水さん(432,686票)に競り勝った。その差は8000票。マスコミから数千票の攻防だと聞いていたが、その通りだった。まずはこの勝利を喜び、ご支援いただいた皆さんに心から感謝したい。

それにしてもこの差で当確が8時に出るとは驚きだ。民主・県民クラブの渡辺代表とは開票が始まる9時過ぎに事務所に行こうと話していたのだが、なんと8時過ぎに当確が。お風呂から上がってドライヤーを当てていたのだが、慌てて選挙事務所へと向かった。

自民党の閣僚の相次ぐ不祥事や不適切発言や、年金問題への対応のまずさ等、オウンゴールに救われていた面もあり、これで勝てなければ、保守王国熊本で今後勝てる見込みはまずないという中での勝利だった。しかし、その他の勝因として、松野氏が2区の衆議院議員であったこと、またこれまで選挙区ではなかった5区などでも川辺川ダム問題、水俣病問題などで“動いてきた市民派の弁護士”だったことは大きかった。更に、あの経歴と結びつかない程の人なつっこさを持つ庶民派でもある。“玉”として負ける候補ではなかった。だから、選挙戦で候補者を語る私たちも自信を持ってお願いができた。

さて、今回の選挙戦だが、熊本市内を回りながらも、最後まで安倍首相への批判、疑問が大きく渦巻いていることを感じた。私も広報車でマイクを握りながら、対立候補の三浦氏については特に言及することもなく、顔も浮かばなかったが、常に安倍首相の顔は否が応でも浮かび、厳しい言葉が口からあふれ出た。

それなのに、安倍首相は「反省すべきはするが、基本的に政策は間違ってはいないと思うので続投したい」とのことだ。内閣改造して“失言閣僚”らを一新すればいいと思っている。やはりこの人はおかしい。状況や場が読めないのだろう。ここまでの大敗が意味するところは、安倍政権の全面否定だ。「この首相は危機管理も出来ない上に、目指す政策路線も危険だ」という民意だ。即刻退陣が当然だろう。引き継ぐ適当な人がいないと言うが、本当にそうだろうか。派閥のせめぎ合いは止めて、ほどほどにベテランでバランス感覚がある人に差し替え、この危機を乗り越えるべきだろう。とにかくもう安倍政権はゴメンだ。

さあ、この熊本で山が動いた。年内の解散総選挙もあり得る話だ。いよいよ政権が変わるチャンスがやってくる。これだけの勝利だから、民主党も責任は重く、決して運営が容易ではないと思うが、浮き足立つことなく冷静かつ着実に、その時に備えるべきだろう。

2007年07月28日

猛暑の中の最後の訴え

半端じゃない暑さだ。日向でマイクを握ると全身から汗が噴き出してくる。昨日は候補者と3時間ほど一緒に動き、その後は別行動。

横一線の闘いとなっているらしい。新聞各社もそれぞれの電話調査の結果を報道しているが、まだ勝敗は読みかねている。無党派層の投票が期日前投票にまだ十分反映されておらず、投票日を待たなくてはならないようだ。他県では既にかなり投票しているらしいが。

熊本の無党派の皆さんも、今回の選挙に関心は高い。後は、今日、明日と必ず投票行動を示してもらうことだ。特に20代への支持を求めて、最終日、今日も20時まで寸暇を惜しんで回りたい。必勝を信じて!

皆さん、投票に必ず行ってください!!!

2007年07月26日

喜納昌吉がやってきた

睡眠時間5時間、それも熱帯夜で熟睡できていないようでもあるここ数日。しかし気が張っていて、朝は爽やかだ。

昨夜は、沖縄から喜納昌吉さんがやってきた。“泣きなさ~い、笑いなさ~い♪”の「花」を作った歌手だ。彼は3年前、民主党から出馬し、今参議院議員としても活躍している。その喜納さんは、今全国を沖縄の仲間とキャラバンで行脚している。民主党のマークを入れた中型の街宣車で、「にっぽん世直し、どんでん返し!」と訴えながら、街宣している。

昨日は光の森と夕方からの辛島公園。参議院議員としてより、歌手の喜納さんの歌を聴きたくて・・・というミーハーな乗りで、私は別の広報車での訴えを終えて、会場に到着した。その前には、周辺にこのミニ・コンサート兼集会の呼び込みをアナウンスした。

沖縄の方たちらしく、武器を楽器に!というフレーズも盛り込まれた前歌から始まった。本当は耐えられない苦しみを押しつけられてきた沖縄の方たちだが、音楽を通して、楽しく平和を訴えていくことも一つやり方なのだなとジーンと来た。

喜納さんは、「50年以上も一党支配を続けているのは日本と北朝鮮くらいですよ。今回はそれを終わらせる絶好のチャンス。民主党の支持者でない方も、民主党を利用してこの国の政治を変えていきましょう!連合も、同盟系だ総評系だとか、あるいは民主党も鳩山派だとか小沢派だとか、そんなの言っている場合じゃない。スクラム組んで自民党に立ち向かわなければ」と。これには思わず笑ってしまった。

もちろん締めくくりは「花」。候補者も少し枯れた声で一節参加。辛島公園は1000人以上で埋め尽くされていた。いろんな立場の議員を擁する民主党だ。多様性こそ評価すること、また不利益を受けている人を包み込むこと、この点では自民党を遙かに上を行っている。民主党が、党内の様々な違いを乗り越えて、本当の大人の党になっていけば、日本の未来は明るい。

2007年07月23日

理解できない知事の政治的スタンス

今日は、早朝7時半に選挙事務所を出発し、水道町、市役所前、味噌天神での候補者の街頭演説に、西県議と同行した。その後、北部方面を遊説。11時半に選挙カーと別れ、渡辺県議やボランティアの皆さんと合流し、また、市内の住宅街や県道などでスポット演説を重ねた。一度、家に帰って、21時からの総合選対会議に参加。梅雨明けした熊本は、灼熱の一日となり、汗びっしょり。着替えを2回分持参していたので、助かった。

公示後、初めて朝から晩まで選挙付けだったが、候補者はこれが17日間も続く。残すところ5日間。体力勝負だ。昨夜は、午後から熊本入りした鳩山幹事長と本妙寺の夏祭りに参加。一人区に重点的に力を入れている民主では、他県と同様、小沢代表は郡部を重視し遊説する。県都熊本には入らないので、そこは他の幹部がフォローしている。

自民党は対照的に、大都市や県都で安倍首相を招いて集会を開催。今日は、辛島公園に来ていたようだ。驚いたことに、そこで潮谷知事が応援演説したと聞く。政権与党からの要請があって、首相でもあるし、来年度の予算等も考えると「お世話になっている政党」への恩返しという意味なのだろうか、これまでも故松岡利勝氏の選挙区でもマイクを握ってこられた。しかし特別な思いがある松岡氏はいないのだし、これほどまでに接戦を繰り広げている今回の選挙で、「それはないでしょう」という思いだ。

朝日新聞が参院選と同時に行った知事への支持の調査で、潮谷知事は68%の県民の支持を得、全国ベスト9位となっていた。相変わらず、一般県民の支持は高いようだ。私の周りの方たち(いろいろな分野の)の知事評との違いに少し戸惑っている。男女共同参画をバックラッシュの中でもしっかり推し進めたり、川辺川ダム問題での毅然とした対応については、私も高く評価しているが、県民の評価の視点はこれだけではないはずなので、「なんとなく頑張っている」という評価なのだろうか。

いずれにしても、幸山市長選で一翼を担った連合系市議・県議が支えている民主党候補の参議院熊本選挙区の選対ですら、幸山市長に応援を要請したり、マイクを握ってもらうことなど当然遠慮しているし、候補者に応援してもらった幸山市長であっても、当然断られるはずだ。現職の首長として当たり前のことだ。しかし知事は、この白熱し県民、国民の関心が日を追う毎に高まっている今回の選挙でも、自民党のためにマイクを握った。毅然とした態度は望むべくもないのか。

来春、知事は3選を目指しているという話も出ているが、特定の政党への肩入れがあからさまであれば、誰も「県民党」は思わない。68%の支持を背景に、どう行動しても県民はOKを出してくれると思っておられるのか、私にはますます政治的スタンスがわからなくなる知事の対応であった。

2007年07月22日

勝利を信じて、丁寧な取り組みを油断無く!

梅雨はまだ明けていないようだが、うだるような暑さが続いている。それでも木陰に入ると風がかすかにそよいでいるのがわかり、しばし涼を取れる。

さてあと一週間となった参院選。毎日この暑さの中、仲間の県議・市議たちと支持を訴えて回っている。今日は、ここ数日県南や天草方面を遊説していた候補者とパルコ前で合流。ちょうど浴衣まつり(?)が開催されていて、候補者も浴衣姿で登場。真っ黒に日焼けした顔だったが、声は枯れておらず、はりもある。選挙カーに乗っているウグイスさんの話によると、人家も車の行き来もない山の中を移動中でも、「名前と政党をいい続けて!」と候補者から支持があるそうだ。また畑の中であろうが、本人がダッシュで駆け寄り、直接支持を求めるとか。「ホント、日を追うごとに、疲れるどころか、ますます元気になってますよ!」と。

今日の新聞各社の電話調査報道では、チャンス有りという結果が出ていた。確かに、党の街宣車に乗っていても、また辻立ちをしていても、「もう投票してきましたよ」とか「がんばってくださいよ」と次々に声援を頂く。しかし相手候補は、これまで名前を書いてもらって勝利してきた方なので、追い上げは必至だし、楽観はできない。謙虚に後6日を積み上げていくしかない。

昨日、久木野で小沢一郎民主党代表の話を初めて聞いた。もちろんテレビなどでは見聞きしているが、直接聞くのは初めてだった。彼が党首になった経緯から、ご意見番がピンチヒッターで当番という認識だったが、安倍首相率いる政権の閣僚の相次ぐ不祥事や不適切発言などいわゆる敵失も重なり、更には杜撰な年金行政が国民の知るところになり、大事な参議院選挙の重要な顔となった。こんな局面でも、百戦錬磨の小沢氏は浮き足立たず、ぼっちゃん政権との違いを浮き彫りにしていく。また、外来語でごまかすことなく、わかりやすい表現でゆっくりと有権者に語りかけていた。たいしたものだ。

確かに過去の小沢氏を見ると、策士としてのいやみな部分も感じてきたのだが、あの自民党の幹事長までした人が、自民党を離れてまで変えたかったことが、実現できる道筋がつくかもしれないという選挙であることは間違いない。今後も二大政党制が根付くか、はたまた、政界再編の波がやってくるか、しばらくは国政から目が離せない。そして、地方議会の在り方についても、ドラスティックに影響を受けていくことを信じて、また明日も訴えて回りたい。

2007年07月15日

ケアマネジメントの日々

一昨日からテレビやインターネットで台風4号の進路について情報収集している。昨日の県政報告会をどうするか考え抜いた結果、中止と決めた。当然、予定していた松野信夫候補の挨拶もお断りした。松野さんも参加者の皆さんも、移動中に事故や怪我にでもあったら大変なので、今回は自然に逆らわないこととした。

選挙戦は台風のように激しさを増しているようだ。13日は夕方、民主党の蓮舫議員が熊本の目抜き通りを遊説して回った。もちろん松野信夫さんも一緒に支持を訴えた。蓮舫さん、メリハリの効いた人を引きつける演説はたいしたものだ。昨日の街頭集会、通行のご迷惑になるほどシャワー通りは埋め尽くされたが、その中でいつも以上に”カメラ持参の男性”が多かったのは思い過ごしかな。

しかし、今回の民主党本部の力の入れ方は違う。次から次に幹部や有名人が熊本入りする。それにこれまでの参院選では、選挙事務所で顔を知らない人はあまりいなかったが、今回は何人もの党本部からの応援スタッフが地元の総力戦を支えている。油断はできないが、この流れを29日まで持続し、更に確かなものにしていかなければならない。

さて、日本の政治の新たな展開が期待できるかつてない選挙ではあるが、実は私自身はなかなか時間を割けていない。松野さんの公選ハガキ1500枚は、一部手書きメッセージを入れたりして、何とか昨日事務所に持って行ったが、これまでのような街宣活動に参加できていないのだ。

実は今、毎日のように実家から電話がかかってくる。100歳の祖母は、頭はしっかりしているものの、かなり身体能力が低下していて、介護度が増してきている。そんな祖母と暮らす母も要介護1だ。母がひとりで祖母を看ている時間もあり、彼女の負担も増してきた。何度も不安や困ったことを電話してくるのだ。

そんなこんなで、ここ数週間、私は毎日ケアマネージャー状態だった。今回、ケアプランを見直し、身体介護、家事援助、夜中の巡回など、更に細かく入れることにした。実家を出て、それぞれ叔母の家や私の家で暮らすことも選択肢として伝えているが、とにかく二人とも慣れた実家で暮らすことを望んでいる。これからも日一日と変化し、予期せぬことも発生するだろうが、母と祖母ができるだけ安心して暮らせるように、制度を活用し、心理面でのサポートや小間使いで動いていきたい。

選挙も大事だが、彼女たちを放っておくわけにはいかない。また、身内の介護を通じて、介護保険など制度の矛盾や、低い報酬単価であっても、親身に仕事にあたる介護スタッフにも接して大変勉強になる。まさに実学だ。そして、介護スタッフは身内より母たちのことがわかっている面もある。世間を騒がせたコムスンも、利用している3つの事業所の一つだが、利用者にとってなくてはならない事業所だ。会社やトップは変わっても、彼らスタッフの雇用が守られることを祈りたい。

台風4号も九州を離れた。母と祖母も少し落ち着いてきたので、来週からは、母からのSOS電話を受けながらも、時間のある限り仲間の県議たちと県政報告方々、街頭演説を始めるつもりだ。もちろん、弱者切り捨ての福祉政策にも言及しながら。

2007年07月14日

【緊急連絡】本日の県政報告会は中止いたします

台風4号の接近に伴い、熊本市も午後、暴風域に入ってまいります。そのため、本日14時から水前寺共済会館で開催を予定しておりました「平野みどり県政報告会」は、中止することにいたしました。日程調整をいたしまして、後日あらためて告知いたします。

どなた様も、台風被害に遭われませんよう、ご注意ください。

2007年07月12日

食・農業も参院選の大きな争点

参院選が本日スタートした。雨がまだ時折降る中、松野信夫さんの出発式が行われる甲佐町糸田のグランドゴルフ場へと向かった。ぬかるむグランドなら、身動き取れないかと心配しつつ、9時20分、到着。その頃には雨も上がり、芝のグランドも水はけがよいようで、どうにか車いすでも移動できた。出発式が進に連れて、彼方の九州山脈が姿を現し、傍らの緑川は水量も増し勢いよく流れていた。

今回の出発式はちょっと変わっていた。何せ熊本市内ではないので、特に動員もかかっておらず、数名の議員や地元の皆さんが中心となり、松野さんの勝利をシンプルに誓い合った。応援には、岡田副代表と選対長の松野頼久議員。それに前甲佐町長の村上彪氏。

ここを選んだ松野陣営の目的は、松野信夫さんの両親の故郷で、彼自身も幼い頃から慣れ親しんだ地ということだが、もう一つの理由は、都市型の政党と言われた民主党が地方を強く意識し、農業の再生に取り組むという意思を表すためだそうだ。

候補者は長靴と麦藁帽子でトラクターを動かして登場。敏腕弁護士の松野氏だが、何故かこの姿、似合っていて笑ってしまった。戦後の日本の農業が、予算の多くを農業土木事業につぎ込んできて、農業そのものを守り育てる仕組みが出来てこなったことは、農業者ですら認めている。その結果が自給率40%。そして後継者も激減してきている。生活して行けないからだ。

今回民主党が取り組むとしている農家への直接保障を、自民党はばらまきと言う。しかし、先進国も直接保障して、「食の安全保障」という点で農業を守っている。日本も本来の農業へのサポートへと方向転換していく必要がある。また、水田による涵養など農業が環境にも貢献していること等考慮すれば、直接保障は極めて妥当だ。

今、食の安全という言葉が、これまで以上に危機感を持って国民の間に広がっている。国内の業者による材料や食品偽装、お隣の中国での考えられない食品加工や添加物の実態等々。外国に依存し続ければ、水際の防疫や安全チェックどころか、怪しい食糧や食品でも受け入ないと自給率が満たされないという事態も予想される。いや、既に一部では、長期的には心配な遺伝子組み換え農作部の加工品など広がっている。

我が家も、出処がはっきりしている農産物、信頼できる業者が加工した食品を使うよう、ますます慎重にチェックしたいと思う。しかし、外食では見えない分こうは行かない。困ったものだ。防衛費を、安心安全な日本の農業、畜産業の支援に回すことこそ、国民が望む日本の防衛に繋がっていくような気がする。参院選の争点として、「政治とカネ」、「年金問題」お併せて、これからの「食・農業」は絶対に避けては通れない。

2007年07月10日

原口一博議員、明日熊本に

日頃は殆ど見ないTVタックルを、昨日は遅い夕食を取りながら見ていた。与党側は比較的リベラルな笹川堯氏(自民)と医療・福祉の専門家の福島豊氏(公明)であったし、あのハマコーこと浜田幸一氏が出ていなかったため、怒鳴り合いもなく聞きやすかった。

野党側には、明日、熊本に来ていただく原口一博氏(民主)も。話題は殆ど年金問題だった。一部野党側の提案を受け入れてきているものの、与党の対応は、参議院選挙に向けて批判を沈静化し、劣勢を少しでも挽回しようとする付け焼き刃だ。その後も次々に明らかになる失われたデータは、国民を不安の奈落に突き落としている。政府は、年金改正法を急いでしまったが、抜本的にはどういう仕組みがよいのかについて、国会での徹底した議論こそ必要だ。選挙が終わったら、国民にもわかりやすく、納得がいく議論をもう一度積み上げて欲しい。

さて、先ほど原口さんから電話があり、明日は佐賀から熊本入りされることとなった。雨が心配だが、明日の午後には小降りになるらしいので、少しほっとしている。熊本市内で17時に松野信夫さん、原口さん、比例候補の金ジョンオクさんらが街頭演説をする。その後移動して、18時からパレアホールで集会だ。18時は働く人にはバタバタの時間だが、是非、会場にお越しいただきたい。

また、原口さんが応援している金ジョンオクさんは、明日の午後熊本空港に到着し、菊池恵楓園に志村康さんらを訪ねた後、市内で街頭演説に合流する。菊池恵楓園への訪問は金さんの強い希望でもあり、私が案内することになった。様々な差別と闘う人たちと、お互いの“雑草力”を確認しながら、障害を持ち、在日韓国人として生きてきた金さんはネットワークを広げている。
http://homepage2.nifty.com/kimccinet/

明日、18時、原口一博さんと金ジョンオクさんとともに、パレアホールでお待ちしております!!

【緊急集会!福祉の切り捨ては許さない~誰もが人間らしく生きていける国へ】
日時:7月11日(水)18:00~19:30
会場:県民交流館パレアホール(10F)
報告1)原口一博さん「国会で障害者自立支援法はどう議論されたか」
報告2)金ジョンオクさん「障害者権利条約が求めるものとは」
ミニトーク
松野信夫さんメッセージ
主催:金ジョンオクさんを国会に送るくまもとネット

2007年07月09日

事務所費問題で赤城農相も窮地

大雨の峠は越えたようだが、まだ活発な前線が待機している。10日午後からはまた集中的な豪雨という予報なので心配だ。子どもの頃の梅雨の記憶は、早くしとしととした雨が上がらないかなあと、重く厚い雨雲を見ながら過ごしていたというものだが、今時の梅雨は集中豪雨に変わってしまった。地球温暖化はわずか30年ほどで地球の歴史を変えてしまいつつある。

さて与党自民党にも梅雨どころか、集中豪雨が長く続いている。安倍首相のやることがことごとく裏目に出ているのは、彼の甘さと思慮の浅さ故だろう。松岡農相の後任で、若手の農水省OB、赤城徳彦衆議院議員が起用されたものの、またぞろ松岡氏と同じ事務所費問題で渦中にある。

ごく一般的な国民感覚として、「適正に処理している」のなら「領収書」を見せて欲しいと誰もが思う。それも赤城氏の場合、事務所とされている古い格式のある実家の母親や関係者は、事務所としての実態がないことを認めておりながら、翌日は撤回だ。

実は我が家も事務所を自宅の一階としている。ここには赤城氏の実家と違って、事務所としての機能は全部揃っている。事務職員こそ常駐していないが、パソコン2台、印刷機2台、プリンター3台、紙折り機1台等々は非定期的にだが大活躍するし、役員会議や個別相談にも使っている。

それでも国会議員の事務所費にあたる経費は、後援会(政治団体)分でも政務調査費分でも一切計上していない。従って、自宅用の光熱費と事務所分の光熱費として、按分することは許されているが、すべて我が家持ちとしている。増してや、事務所代の計上は当然ゼロだ。我が家の一階部分は、あくまで我が家の所有物である以上、着服と誤解されるような経費計上は避けている。

赤城氏の問題が大半の国会議員に繋がる問題であることは、誰もがわかっている。それもこれも、領収書の添付を義務づけない仕組みが招いている不信だ。改正した政治資金規制法でも5万円以上の領収書の添付だが、それではザル法と言われても仕方ない。

折しも、熊本県議会でも9月議会から、政務調査費と費用弁償などのお金にまつわる仕組みの改善に向けて議論が始まる。私も「政務調査費等検討委員会」のメンバーなので、何とか金額は1円から、領収書の添付の義務づけを実現させなければならないと思っている。政治活動には一定の金がかかることは事実だ。しかし、税金が原資である政務調査費等の使途を明らかにしてこそ、堂々と使うこともできる。

ちなみに熊本市議会でも6月議会で自民党案を了承する形で改正されたようだが、費用弁償は3段階に分けられていた。市役所まで徒歩でも来れる距離の議員も、段階1の5000円とされている。これに市民は納得するだろうか。駐車場代が要るわけでもない(議員には確保されている)、ガソリン代も数百円ですむ議員は、有権者にどう説明するのだろう。県議会の与党自民党はどんな腹案を持っているかわからないが、原則、「政務調査費は全ての領収書添付義務化」、「費用弁償は実費支給」ですっきりと進めるべきだと思う。

2007年07月04日

被爆国の政治家の認識

久間防衛相の原爆に関する“しかたなかった”発言は、日本中を震撼させた。原爆投下を正当化する「ソ連参戦を食い止めるため」の当時のアメリカの判断を容認する認識だ。こう考える学者グループもあるようだが、被爆国の日本の閣僚、政治家としては断じて許される発言ではない。久間氏が長崎県出身だということで、特に情けない思いをしているのは、長崎県民だろう。久間氏は、自分の県の8月9日の平和祈念式典への出席も許されない事態になりそうだ。当然だろう。

戦後“友好国”として、日本は米国にいいように利用されているだけではないか。米軍再編という名の下に、国民の血税は湯水のように費やされている。一方、党首討論で民主党の小沢代表も指摘していたように、第二次大戦中のドイツのドレスデン市街地への無差別爆撃には、戦後米国は謝罪しているが、それより更に規模が大きく、次世代にも影響を及ぼしている長崎、広島への原爆投下による大量無差別殺戮には、謝罪どころか正当性を主張し続けている。それに対して、毅然とした対応をしない日本。被団協の皆さんが、焦土から立ち上がり、体の痛みや苦しみや精神的なトラウマと闘いながら、「二度と原爆投下はあってはならない」と訴えてこられたことに、久間氏や日本政府はどんな思いで向き合ってきたのか。

さて、どうしてこうも閣僚や政治家の不適切発言が続くのか。言論の自由や思想信条の自由はあるにせよ、あまりに品性や良識が今の議員に欠けてきているのは事実だろう。特に与党自民党の、多数を取っている奢りは一層“たが”を緩ませ、このような事態を招いている。亡くなった後藤田氏や宮沢氏のような良識派が政界から一人一人といなくなることで、不適切発言を制していくベテラン議員たちも減っていく。肝心の安倍首相はトップとして指導力を発揮するどころか対応もお粗末で、首相の器でないことを露呈し続けているが、こんな“おぼっちゃま内閣”は取りあえず退陣していただく他ない。

地方議会の議員たちも同じだ。女性、障害者、ハンセン病元患者、水俣病患者、被差別部落出身の人たち・・・。議員たちの間違った認識に基づく不適切発言をなくすためには、それぞれの歴史と実態を予断を持たずに学ぶ地道な姿勢が求められている。にもかかわらず、自分の“仕事”絡みの公共事業などには関心が高いが、この手の学びに真摯でない議員が多いことを憂慮する。

2007年07月02日

DPI世界会議韓国大会に参加しませんか

DPI(障害者インターナショナル)世界大会が、お隣の韓国で9月5日(水)から8日(土)まで開催される。02年の札幌大会に継ぐアジアでの開催だ。もともと次は南アフリカのヨハネスバーグで開かれる予定だったが、現地の諸事情で頓挫した。そこに、近年障害者運動がめざましく活発なDPI韓国が手を挙げて今回の開催となった。

韓国では今年に入ってから障害者権利法が制定されている。日本では日弁連を始め各団体による素案は出来ているものの、国会での審議の具体的な見通しは立っていない。すべての分野でスピーディーに意思決定していく韓国は一歩も二歩も先を走りつつある。ちなみに公共交通の分野では、ソウルのバスをすべてノンステップバスに変えることを、目標年を決めて進めつつある。ただ障害者年金など所得保障の部分は、日本も十分とは言えないが、韓国はまだこれからだ。

この世界大会では、私も分科会の一つでスピーカーとして報告することになっている。前回の札幌大会では、複合差別の問題を、障害を持ち女性である立場から報告した。今回は、障害者の政治参加を進めるための現状と課題を話すことになっている。既に原稿は大会事務局に今年初めに送っている。日本の場合、地方議会での当事者議員は増えているが、国会となると厳しい。先月、韓国から車いすユーザーで重度の障害を持つ女性国会議員が来日し、各地で講演をした。彼女は、長く障害者運動のリーダーとして活動していた人だが、金大中前大統領が民主化を進める中で生まれた「女性議員を増やすためのクォータ制」によって、比例代表で国会に議席を得た。女性の中でも多様性を重視した結果だろう。

さて、このDPI世界会議韓国大会、当事者の方はもちろん、一般の方も参加することができる。折角お隣の国での開催でもあるし、夏休みの取得をこの大会でというのはいかがだろうか。盧武鉉大統領の出席も予定されているようだ。ソウル市内のホテルから近郊にあるKINTEXというコンベンション会場へのアクセスもOKだ。申込みの締め切りが6月30日から今週末の7月13日(金)まで延期されたので、是非ご一考を。とにかく今、韓国は元気でおもしろい。
★申込み用紙はこちら


お問い合わせ 平野みどり事務所 860-0066 熊本市城山下代4-7-28 
電話:096-319-4080 ファックス:096-319-4081
Eメール:info@hiranomidori.net  ホームページ:http://www.hiranomidori.net/
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