DPI世界会議韓国大会に参加しませんか [みどり日記]
DPI(障害者インターナショナル)世界大会が、お隣の韓国で9月5日(水)から8日(土)まで開催される。02年の札幌大会に継ぐアジアでの開催だ。もともと次は南アフリカのヨハネスバーグで開かれる予定だったが、現地の諸事情で頓挫した。そこに、近年障害者運動がめざましく活発なDPI韓国が手を挙げて今回の開催となった。
韓国では今年に入ってから障害者権利法が制定されている。日本では日弁連を始め各団体による素案は出来ているものの、国会での審議の具体的な見通しは立っていない。すべての分野でスピーディーに意思決定していく韓国は一歩も二歩も先を走りつつある。ちなみに公共交通の分野では、ソウルのバスをすべてノンステップバスに変えることを、目標年を決めて進めつつある。ただ障害者年金など所得保障の部分は、日本も十分とは言えないが、韓国はまだこれからだ。
この世界大会では、私も分科会の一つでスピーカーとして報告することになっている。前回の札幌大会では、複合差別の問題を、障害を持ち女性である立場から報告した。今回は、障害者の政治参加を進めるための現状と課題を話すことになっている。既に原稿は大会事務局に今年初めに送っている。日本の場合、地方議会での当事者議員は増えているが、国会となると厳しい。先月、韓国から車いすユーザーで重度の障害を持つ女性国会議員が来日し、各地で講演をした。彼女は、長く障害者運動のリーダーとして活動していた人だが、金大中前大統領が民主化を進める中で生まれた「女性議員を増やすためのクォータ制」によって、比例代表で国会に議席を得た。女性の中でも多様性を重視した結果だろう。
さて、このDPI世界会議韓国大会、当事者の方はもちろん、一般の方も参加することができる。折角お隣の国での開催でもあるし、夏休みの取得をこの大会でというのはいかがだろうか。盧武鉉大統領の出席も予定されているようだ。ソウル市内のホテルから近郊にあるKINTEXというコンベンション会場へのアクセスもOKだ。申込みの締め切りが6月30日から今週末の7月13日(金)まで延期されたので、是非ご一考を。とにかく今、韓国は元気でおもしろい。
★申込み用紙はこちら。