やっと実現か、口利きの文書化と情報公開 [みどり日記]
昨日の渡辺県議の質問についてのレポートの続き。今回の知事の答弁は、予想はしてはいたが理解不能なもので残念だった。しかしその中で、これまで私が2回と田上県議、竹口県議も質問してきた「口利きの文書化と情報公開」について、導入の検討に入ると答弁された。とうとう動き出したかと感慨深い。そしてこれは率直に評価したい。
聞くところによると、従前から議員や外部からの働きかけについては、担当部署で記録は取ってあるそうで、それを公開するかしないか、どのような形で出すかの問題だったようだ。今回の渡辺県議のアンケートでは、「県は口利きの文書化と情報公開を行うべきだと思いますか」という問いに、経済人86%、福祉関係者89.7%、県職員74.5%がYESと答えていた。全体では82.7%だ。いかに口利きが横行していて県政を歪めてきたかを、内外から認める結果だ。
もちろん私たち議員は、それぞれの担当部署に様々なことを問い合わせたり、依頼をすることもあり、それは仕事の一部だ。しかし“特定の人事”や“利益誘導につながる事業”への介入は、間違っても行うべきではない。アンケートへの県職員からの具体的な記述では、そんな口利きや働きかけに上司が応じて困るという記載もあった。
もちろん仕組みの網をくぐって、巧妙な働きかけは残るかもしれないので、制度の検証は行っていかなければならないが、とにかく仕組みが出来たことで少しは不当な働きかけが抑止できると期待したい。幸山市長の一期目の公約だった「口利きの文書化と情報公開」がスタートしてから、既に4年以上が経過した。時間がかかった分、この仕組みを嫌がる人たちの圧力に負けず、他自治体より実効の上がる要綱等を作ってもらいたい。