女性議員で勉強会
やっと秋らしさを感じるようになったかと思えば、今週はもう11月。日中はまだ半袖が活躍するのだから、今年は本当におかしい気候だ。全面的な衣替えは来週でいいかもしれない。
4月の改選で、熊本県議会の女性議員は3人となった。船田公子県議(自民党・天草市)と浦田祐三子県議(自民党・玉名市)、そして私(民主県民クラブ・熊本市)だ。議員の仕事に男性も女性もないが、やはり社会のどの分野にも女性も男性もいることが望ましいわけで、その点、熊本県議会もわずかではあるが、男女共存へと進みつつある。
さて会派が違う私たちだが、できる限り連携できないかと思っていた。そんな中、まずは一度食事でもということになり、先月実現した。二人ともとても楽しい方たちで、おいしいイタリアンとおいしいお酒に会話も弾んだ。その時、一緒に勉強会をしようということになった。まずは3人が共に関心を持っている“子ども”や“女性”についての現状を知ろうということで、先週の月曜日に長嶺の県福祉総合相談所を訪ねた。
当日は、所長以下、児童相談所、女性相談センターの担当職員の皆さんに説明を受け、それから質疑。私自身は何度も訪れているが、説明を受ける度に、年々状況が深刻化しているのがわかり、勉強になる。12月県議会では、浦田県議と私は一般質問が控えているので、質問のヒントも1,2得た。
児童相談所には、一時保護所も併設されている。つまり、児童虐待の被害を受けている子どもや諸々の親の養育力の問題で保護されている子どもなどが、平均2週間暮らしている。一般にはこのエリアには人は入れないが、児童福祉を含め議員として論議する立場の私たちは、保護されている子どもと施設の情況についても視察した。
2才くらいから中学生までの子ども20人が暮らしている。安堵している子どももいれば、何故ここにいるのかわからないという子どもまで、様々だろう。すぐに親元に戻せるケースはあまりないだろうから、期間はまちまちだろうが多くは養護施設等で暮らすことになる。小さい子どもは、人恋しいのか私たちに寄ってくる。浦田県議、船田県議とともに、しばし子どもたちのおもちゃの相手をしたり、車いすの膝の上に乗せたりして“交流”した。
子どもたちは、彼ら自身には何の責任のない事情の中で保護される情況になった。非行による一時保護も、結局は周りの大人の子どもとの関わり方の問題だと言っていい。彼らを見つめながら、「今後が心配ですね・・・」とつぶやき合った。私たち議員としては、子どもたちに今後どんな情況が待ち受けていても、子どもたちがみんな幸せになれるよう、政治に何ができるか考え続け、行動しなければならない。
それにしても、いつもは男性ばかりの中での視察や勉強会だったが、女性だけ3人でというのもなかなかいい。“議員風吹かせて”という雰囲気は微塵もない。発言が生活者感覚で、肩肘がはっていない。今後の折々の選挙では、なかなか一緒にというわけにもいかないだろうし、テーマによっては対局に位置することもあるだろうが、そうでないテーマについては、今後もお二方と一緒に学んでいけたらと思う。