トップページおしらせブログ活動報告議会報告政策プロフィール事務局お問合せ
 

« 韓国百済文化祭へ | ブログ トップ | 祖母の最期が近づく »

くだらなくない”百済”を訪問?! [みどり日記]

韓国忠清南道の扶余市での百済文化祭に参加して、15日に帰国した。といっても、わずか1時間ちょっとのフライトで、韓国は東京よりはるかに近い。時差もなく、何度行っても外国のような気がしない。9月に訪れた時は雨続きで寒いほどだったが、今回は晴天だったこともあり、日本の例年の10月と大差なくとても過ごし易く、韓国の秋を体感できた。

しかし、仁川空港から大田市まで車で移動は大変だ。約3時間も車に揺られた。ソウルから大田市までならKTX(新幹線)で40分ほどなのだが、位置関係から車での移動が最短ということらしい。車依存の国だから高速はどんな地方でも四車線で整備されているし、そのうち一車線は6名以上が乗車している車両(バスやワゴン車)専用だから、渋滞でもスイスイと進む。6名未満の車で走行すると、しっかり写真を撮られ、後で違反請求がやってくるそうだ。

それにしても、今回は交通事故(追突など)を4カ所ほど見たし、車線変更の乱暴さは日本以上のものがあり、車依存を少しでも解消していかなければ、韓国、特にソウルは限界だと感じだ。日本のような車庫証明はあって無きが如しのようだ。とにかく車が多すぎる。ただ、ノンステップバスは、ソウルに行くたびに増えていると実感する。

さて、百済文化祭だが、これまでは百済の都であった「扶余」と「公州」で交互に開かれていた。偶数年の10月に扶余市で、奇数年の10月に公州市でというふうに。今年は、公州・扶余の共同開催(10月11日から15日まで)になり、忠清南道あげて、力を入れている。熊本県は、友好関係のある忠清南道の文化祭であり、県内には百済の影響を受けた鞠智城址もあるため、百済文化祭に契機に更に友好を深めている。

韓国では最近時代劇ブームのようで、若者も年配者もよく見るらしい。その中でも、「朱蒙(チュモン)」や「薯童謡(ソドンヨ)」という時代劇では百済が舞台となっている。いつか時間を見つけて見てみたいと思う。それにしても、百済が高句麗によって滅ぼされた後、多くの百済人が日本にもやってきて、様々な文化を日本に根付かせていたことはなんとなく知っていたが、その名残が日本の各地に残っているそうだ。前述の鞠智城もそうだが、関西や各地には“百済”という名称が地名になっているところもあるそうだ。

ちなみに、つまらないもののことを「くだらない」というが、これはよいものが百済のもので、「百済でない=つまらないもの」となったそうだ。また、空腹のことを「おなかがペコペコ」というが、このペコは、韓国語の「ペゴパ=お腹が空いた」から来ているようだ。なるほど!!海を隔てていても、地名や言葉などに表されているように、文化や人の交流は地続きと言って過言ではない。ますます親しみを感じる国だ。

熊本県議会には、日韓議員連盟があり、私も今春からメンバーとなった。今春までの議連の会長は、引退された某ベテラン議員だったが、彼は訪問団長としての挨拶において、持論の朝鮮・韓国蔑視の内容を披瀝してきたため、物議を醸すどころか、韓国側に不快感を与えてきたようだ。多少ニュアンスを押さえたとしても、通訳者の皆さんのご苦労は想像以上のものだったことだろう。しかし、今回、前川收県議が会長を引き継がれ、ようやくまともな挨拶をする会長の登場となった。

3日間の訪問は無事終了した。本当の日韓友好議員になるためにも、次の訪問の機会には少しは韓国語で会話が出来るようになっていたいという思いを新たにしながら、帰途についた。


お問い合わせ 平野みどり事務所 860-0066 熊本市城山下代4-7-28 
電話:096-319-4080 ファックス:096-319-4081
Eメール:info@hiranomidori.net  ホームページ:http://www.hiranomidori.net/
Powered by Movable Type 3.2-ja-2