鞠智城が最優先? [みどり日記]
昨日20日、前知事の時のままであった県のホームページがリニューアルされた。蒲島知事の新県計画である「くまもとの夢4カ年戦略」が出来たことを受けて、一新されたのだろう。
実は、ホームページが更新された昨日、印刷関係の仕事をしている知人から電話があった。その方によれば、「ホームページのトップにある『観光・文化・教育』から入って、文化のところに、国営公園化として鞠智城が項目の中に、いきなり登場しているのはなぜですか?」と不思議がっておられた。つまり、「世界遺産や国宝より先に鞠智城が来ているということは、県の一押し文化財が鞠智城ということですか」と。
返答に窮し、昨日のホームページリニューアルを知らなかった私は、早速覗いてみた。確かに、おっしゃるとおりだ。大項目の次の中項目(何と表現していいのか?)に、いきなり固有名詞が登場していることに違和感を覚え、それが鞠智城であることも驚きだった。これがわかったのは、昨晩だったので、来週担当に聞いてみたいと思うが、何とも不可解だ。
「くまもとの夢4カ年計画」は12月県議会で承認しており、承認した計画を見ても、世界文化遺産候補や国宝を有する永青文庫や国宝の青井阿蘇神社が、鞠智城より先に書いてある。蒲島知事の任期中に九州新幹線は全線開通し、この大切な時期を逃さず、文化と観光を磨き挙げ、来訪者に足を運んでいただくには、まずは熊本市では熊本城、永青文庫、地域では青井阿蘇神社、世界文化遺産候補が優先ではないか。
3年前に韓国の百済博に議会視察で参加した。百済時代の遺跡が九州や西日本に多く残こっていることに、今日までの両国の深いつながりを改めて感じた。韓流歴史ドラマでもそれを確認できる。しかし、訪れた忠清南道の扶余博物館で、鞠智城のような遺跡は、本県だけにあるわけではないことも知った。もちろん重要性を過小評価するつもりはないが、今は、何より国宝や世界遺産候補など、文化的価値が確定している文化財こそ、優先してアピールしていくべきではないのだろうか。皆さん、いかがお考えだろうか。
リニューアルされた熊本県のホームページ