民主党離党への経緯について [みどり日記]
本日、民主党県連の鎌田聡代表代行に、離党届を提出いたしました。私の後援会である「平野みどりとくらしを政治につなぐ会」の役員の方々には、既に時期をみて離党する旨、お知らせしておりましたが、本日となりました。
たまたまタイミングとして、基地問題で政権与党が揺れ動く中であり、与党に対し様々な厳しい声が上がっている中ではありますが、そういった状況と私の離党は、基本的に別次元の話である旨、誤解がないようにお願いいたします。
12年間の議員活動を通して、私は、熊本県高等学校教職員組合の組織内議員として、またそれを前提とした連合推薦議員として、活動してまいりました。政党との関係は、民主党と社民党の推薦議員として、両党と連帯してまいりました。今回の離党は、両党と連帯する無所属議員に戻るための離党です。熊本高教組は、7月3日に開催される定期大会で、教育問題に取り組む議員として、引き続き平野みどりを組織内議員とする旨、提起され、確認されることになると聞いております。その際、熊本高教組は、社民党を支持しており、私が民主党籍を持つ議員では難しい事情があります。
また一方、私が役員の一角を担っている障害者運動の全国組織であるDPI日本会議と野党時代の民主党との友好な関係の中では、政策を要求し、実現に取り組んできた経緯もあり、昨年秋には、全国や県内の仲間の期待を受け、12年間の無所属の県議としての立場を返上して、参議院選挙で熊本選挙区から立候補を決意するに至りました。その前提として民主党の籍を置くことになりました。
立候補を考えた最大の理由は、政権が代わり、内閣府の障害者制度改革推進会議が動き出し、悪名高き障害者自立支援法に代わる「(仮)総合福祉サービス法」、障害者差別禁止法、虐待防止法等の制定が進もうとする、重要な時期が今であり、かつてないほど、国会に当事者議員が必要であるからです。
結局、候補者として選択されませんでしたが、国政のみならず、今、地方議会でも、国の制度改革の動きに呼応し、「(仮)障害者への差別をなくすための県条例」制定の実現等に取り組む重要な時期であり、それ故、引き続き、来春の県議選を目指す必要を強く感じております。昨年秋も、県議会を去ることについては、深く悩みました。
もちろん障害者問題だけではありません。政権交代後の県議会で、様々な県政課題へも迅速かつ的確な対応が求められる中、中堅議員として、あるいは市民運動の流れを汲む議員として、数少ない女性の県議として、客観的にみても、平野みどりの議席は必要であると考えるに至っています。政党や会派のバランスがどうなるか微妙な時期ですが、だからこそ県議会に今後も県民感覚を注いでいく必要があると思います。
ちなみに、離党については、年明けから高教組や「平野みどりとくらしを政治につなぐ会」役員の方々にも相談してきており、3月には松野信夫代表にも直接伝え、離党届の提出は高教組の定期大会前にと考えていましたが、定期大会が参議院選挙前の7月3日であることも考え、今としました。
今後は、7月11日に行われる参議院選挙の熊本選挙区の候補者、本田浩一さんの支援のため、連合推薦議員の一人として、また民主党と友好関係にある県議として、力を尽くしてまいります。新政権には、問題も少なくなく、厳しい風も確かに吹いていますが、戦後の自民党長期政権が瓦解し、その後、新政権が数ヶ月で落ち着くと考える方が無理な話だと思います。もう少し長期的な展望の中、政権を見守りつつ、大所高所から厳しい指摘を続けていくことも重要だと思います。
以上、平野みどりの民主党離党について、ご理解をよろしくお願いいたします。